世界の恵まれない子供たち
2021.01.16:
約半年前に見たBSの番組のお話ですがお付き合い下さい。
この番組では、東南アジアの国で暮らす恵まれない子供達を特集していました。
番組で取り上げられたある少女はお父さんが病気で死んだ後、お母さんは大きな借金を残してどこかへ逃げてしまいました。
1人になった女の子は、お爺さんとお婆さんの家で暮らす事になりました。
この12歳の少女の家庭はお金がなく学校へ行かせられないので毎日家で野菜の皮をむいては人に売り歩くしか生きる方法はありませんでした。
近くで野菜を売ると友達に見られてしまうので、少し離れた町で野菜を売っていましたが早朝から日が暮れるまで歩き続けても野菜を売り切れず途方に暮れる日もあったようです。
この少女の将来の夢は、お医者さんになって病気の人を助けたいという事でした。
現実的には学校へ行けず学ぶ事すら出来ない少女が医者になるのはほぼ不可能です。
しかし、この少女が今出来る事といえば、野菜売りしかないのです・・・
こうした恵まれない子供達は世界に数多く存在するのは皆様もご存じかと思います。
日本に住んでいると平和ぼけというか、今自分が置かれている状況が当たり前と感じてしまいます。
住む家があって当たり前
食べる物があって当たり前
学校や職場があって当たり前
家族がいて当たり前
何でもない日常に当たり前と感じるのではなく、どんな状況にも有難いと感じる気持ちが今の日本人に必要なのかもしれません・・・
自分の心の中はいつでも変える事が出来ます。
どんな状況であっても「有難い!」と感じる心があれば幸せを感じられます。
まず自分のマインドを「当たり前・・・」から180度変え、「有難い!」に変えてみるのも良いかもしれません・・・