価格転嫁という劇薬

2023.04.12

いつもオカケン日記をご覧いただきありがとうございます。

 

 

最近の日記では、木造住宅の製造原価が上がっている内容でしたが、「また今回も価格高騰の話かい?」とお感じの方も少なくないと思います。

 

 

今回は価格転嫁についてお話します。

 

 

どのような商売でも仕入れと販売という2つの作業があります。

 

 

材料を仕入れ加工したり手を加えお客様に販売します。

 

 

この流れの中で安く仕入れ高く売れれば、その差額が利益になるのは小学生でも理解しています。

 

 

しかし現在の日本では、仕入れ価格が高いので販売価格上げを価格転嫁する傾向にあります。

 

 

当然価格転嫁すれば、利益は確保出来ますがお客様へ提示する販売価格の上昇は大きな問題が潜んでいるのです。

 

 

それは、価格転嫁するとお客様が次第に離れてしまう可能性が高い点です。

 

 

今は価格転嫁しお客様に選んでもらえていても、1か月・6か月・1年が経過すると「あそこは、高いからやめよう」という動きに変化します。

 

 

つまり、このような現象はマーケットから退場勧告を受けるようなものであり商売自体継続出来なくなる可能性があるのです。

 

 

価格転嫁は劇薬である・・・

 

 

理想は価格転嫁ですが、現実はそう甘くありません。

 

 

私は現実を直視する経営者なので価格転嫁したくない派です。

 

 

自身が貧しくなったとしても、お客様へ提供する商品の価格は上げたくないと考える昔ながらの考え方です。

 

 

日本には創業100年を超える老舗が数多くありますが、こうした老舗は100年以上の間、安易に価格転嫁していないように感じています。

 

 

企業努力で出来るだけ価格転嫁を避け、お客様に選ばれる老舗になる!

 

 

 

 

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