この時期の快適な過ごし方

2019.05.25

私達の造る住宅の住み方は少々特殊であり、住み方を間違えると住み心地が良くなりません。

 

 

 

今朝の外気温です。

外気温22.6℃湿度29%

 

 

 

室内の温度と湿度は・・・

 

室温25.4℃湿度38%

 

 

 

ナント屋外の方が涼しく、湿度も低いのです・・・・

 

 

 

 

こうした時期には、早朝は窓を開けて屋外の涼しい空気を1時間~2時間取り込んで、室内の空気と屋外の空気を入れ替えます。

 

 

 

 

室温が25℃だった室温も22℃の外気を取り入れ冷却でき、室内の内装材も22℃に近くなります。

 

 

 

 

早朝にこうした空気の入れ替えを行う事で室内の空気と内装材が冷えるので、日中室温が上昇する傾向にはありますが、内装材の温度が室温上昇を抑える効果もあります。

 

 

 

これが輻射冷房効果です。

 

 

 

 

今日から始まる真夏日は5日程度続く予想です。

 

 

 

 

朝の空気の入れ替えにより、快適な室内空間で生活できます。

 

 

 

当社実験棟は、一般的な住宅展示場とは異なり、上記のような実験を行う建物です。

 

 

冬季と夏季には宿泊体験も出来ます。

 

 

 

その他の時期は見学も出来ますので、事前にご予約をお願い致します。

 

 

高気密・高断熱住宅の欠点

2019.05.25

高気密・高断熱住宅(高性能住宅)にも欠点はあります。

 

 

 

その1つに音の問題があります。

 

 

 

 

高性能住宅は隙間なく家を造るので、屋外の音も入りにくいのですが、屋内の音も屋外へ出にくくなります。

 

 

 

上記はメリットですが、屋外に音が出ないので、室内で音が反響してしまうというデメリットもあります。

 

 

 

 

室内で手をパンと合わせてみると、音の響きが感じられます。

 

 

 

こうした問題を解決する方法はいくつかあります。

 

 

 

室内の内装材に木材を採用する

 

 

 

勾配天井にして音が反響しないようにする

 

 

 

床にラグマットを置く

 

 

 

床をカーペットで仕上げる

 

 

 

などの対策があります。

 

 

 

高性能住宅に入居して間もない頃は「アレ、音の響きが気になるな・・・」と感じますが、時間が経過するにつれ音の響きも気にならなくなるケースもあります。

 

 

この部屋のように天井を勾配にしたり、ラグマットやカーテンも音の響き(エコー)を軽減します。

 

 

天井に板を張るのも視覚的・聴覚的に効果があります。

 

 

ベイスギの板は、良い香りがするので嗅覚的にも癒しの効果があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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