苦労は買ってでもしろ!?

2019.10.16

苦労は買ってでもしろ!という言葉があります。

 

 

私は子供の頃に親から「苦労は買ってでもしないさい!」と教育されました。

 

 

私はこの言葉の意味はよく理解していませんでしたが、どんなつらい事でも耐える忍耐力が子供の頃についていたように感じています。

 

 

 

しかし本当に苦労は買ってでもするものでしょうか?

 

 

 

私の考えはYESです

 

 

 

その理由は、私の人生で証明出来ます。

 

 

私は18歳の時からゼネコンの現場監督として働いていましたが、夕方5時以降に別の仕事をしていました。

 

 

この別の仕事とは、現場の石膏ボード張りでした・・・

 

 

 

朝8時から夕方5時までは現場監督、夕方5時から夜10時までは寅一のズボンとねじり鉢巻きでボード張り職人です。

 

 

 

2つの仕事を持つ期間は数年続きましたが、大金を手にしてそのほとんどを貯金したのです。

 

 

 

実はこの貯金が起業する時の資本金になったのです。

 

 

 

私が28歳の頃は、株式会社を立ち上げる時に現金1000万円が必要でした。

 

 

 

苦労を買ってでもしたお蔭でこの1000万円は手元にあったのです・・・

 

 

 

28歳の若造が現金1000万円持っているなんて当時は皆信じていなかったと思います。

 

 

 

これが私の実体験です。

 

 

 

こうした体験だけに限らず、厳しく険しい道と楽で平坦な2つの道があった場合、必ず厳しく険しい道を選択してきました。

 

 

まさに苦労するであろう道を選択し続けてきた訳です。

 

 

 

こうした選択をし続けると面白いもので、苦労と感じなくなるのです・・・

 

 

 

苦労を感じない麻痺状態なのかもしれません。

 

 

 

苦労なんてチマチマ感じてる暇はない!

 

 

 

 

そんなの猛スピードでブッチぎる勢いと熱意が必要なのです・・・

 

 

 

 

 

断熱材の厚さに騙されてはいけない

2019.10.16

住宅建築会社のセールストークの中にこんなのもあります。

 

 

「当社ではこんなに厚い断熱材を入れますのでで冬暖かいですよ!」

 

 

 

しかし、断熱材が厚ければ断熱性能が高いという訳ではありません・・・

 

 

 

それぞれの断熱材には熱伝導率という熱の伝わりやすさを示す数値があり、熱が伝わりやすい断熱材では厚さが2倍になっても断熱効果はそれ程高くならないのです。

 

 

 

 

例えば、ウレタンなどの硬質断熱材の場合は熱伝導率は0.02~0.025位が多く、グラスウールなどの繊維系の断熱材は0.035~0.04位になります。

 

 

 

つまり、100ミリのウレタン断熱の性能と200ミリのグラスウール断熱の性能はほぼ同じになるのです。

 

 

 

 

 

グラスウール断熱を否定する訳ではありませんが、重要なのは熱伝導率なのです。

 

 

 

 

しかし、このような問題を一般の方が理解するのは難しいので簡単な方法をお教えします。

 

 

 

 

 

断熱厚さを熱伝導率で割ると断熱力が算出されますので、この数値が大きければ大きい程、断熱する力が大きくなります。

 

 

 

 

グラスウール100ミリ熱伝導率0.04の場合

 

 

0.1M÷0.04=2.5(100ミリは0.1メートル)

 

 

ウレタン100ミリ熱伝導率0.025の場合

 

 

0.1M÷0.025=4.0

 

 

同じ断熱厚さでも2.5の断熱力と4.0の断熱力となり、このケースではウレタンの方が断熱力が高い事が証明されます。

 

 

 

このような計算をすれば簡単に各社の断熱力を比較出来ます。

私は住宅オタクなので、断熱材の全ての部位について手計算で熱の損失などを算出出来ます。

 

 

 

もちろん、Q値計算や換気による熱ロスも全て計算しています。

 

 

 

こうした基礎知識がないと断熱について語る事は出来ません・・・

 

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