換気が変われば住み心地が激変する!?②

2022.01.16

前回の続きですがお付き合い下さい。

 

 

創業当時から高気密高断熱住宅を建築していましたが、約10年間は第三種換気を採用していました。(今から15年前まで)

 

 

第三種換気システムを採用した理由は、北海道の札幌に本社を置く高性能住宅のノウハウを採用していたからです。

 

 

第一種換気の存在は知っていましたが、知識不足と採用した事がないという理由で10年間第三種換気システムを選択していました。

 

 

第三種換気システムの構造は非常にシンプルであり、換気により排気した分の外気を屋外から入れるというものです。

 

 

排気はファンにより行われ、給気は自然に行われます。

 

 

この給気は屋外より直接外気が入る仕組みなので、室温が上下しやすいデメリットがあります。

 

 

この問題を克服したのが第一種換気であり、屋外の空気が室内に入る前に熱交換するので室温の上下が抑えられます。

 

 

また、湿度も交換できる全熱交換型であれば室内の湿度が低くなり過ぎる事も抑えられます。

 

 

もちろん私達は全熱交換型の第一種換気システムを採用しています。

 

 

機器の価格はお安くありませんし、施工手間もかかるのですが、最高の住み心地の家を造るには欠かせない機器です。

 

第三種換気を採用していたからこそ、第一種換気の良さがわかります。

 

室内の空気感が全く異なります。

 

特に冬は室内の暖かさがが柔らかく感じます。

 

 

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