職人さんへ支払う手間賃は妥当か?
2021.08.18
住宅建築には数多くの職人さんが携わります。
各職人さんには手間賃としてお金を支払いますが、この手間賃が妥当なのか?否か?という問題は常にあります。
「この現場は手間がかかり、手間賃が少なくなっちまった・・・」という場合や
「今回は仕事が段取り良く進んだお陰で手間賃が多くなった・・・」というケースもあります。
つまり、各現場でかかる人件費は異なるので利益の出る現場もあれば利益が少ない現場もある訳です。
そして、1年を通じて適正な手間賃になったのか?を私達は職人さんと話し合います。
「最近の手間賃はどうですか?」
「いや~1人工〇〇円位で厳しいね・・・」
「では単価を少し上げましょうか?」
「そうしてもらえると助かるけど・・・」
とこんなやりとりが現場の担当者と職人さんの間で行われます。
当然、職人さんの手間賃がコストアップすれば建物の建築費は上がってしまうので、大幅なコストアップは避けなければなりません。
ですが、「職人さんの手間賃も上げてあげたい・・・」
希望と現実の狭間ですり合わせする日々は続きます。
私も社長も現場で職人の経験があります。
職人の経験があるので職人さんの気持ちはよく理解しています。
私達と職人さんが双方納得するまで話し合い手間賃を決めるのも当社の特徴です。