3回目の住宅建築

2023.03.13

以前こんなお客様の住宅を建築した事があります。

 

 

この方は、新建材などにアレルギー反応が出る過敏症で、初めに建築した注文住宅に引っ越すとアレルギー症状が出たようでした。

 

 

新居に引っ越したもののアレルギーの症状は改善されないまま我慢していましたが、症状がひどくなったので別の建売住宅を購入し引っ越しました。

 

 

しかし、この建売住宅でもまた同じような症状が出てしまいました。

 

 

2回目の住宅なので我慢していたようですが、その後弊社へ住宅建築の相談があり3回目の住宅を建築する事になりました。

 

 

使う建材は1つ1つアレルギー反応が出るか?否か?を確認し採用する部材には細心の注意を払いました。

 

 

そして住宅が完成し、3件目の住宅に引っ越してからはアレルギー反応は出ないようです。

 

 

こうしたケースは稀ではありません。

 

 

住宅には数多くの部材や建材が使われており、その1つに反応しただけでアレルギーの症状が出るケースも少なくありません。

 

 

これはシックハウス症候群というもので、約30年前から社会問題になっており、のどが痛くなったり、頭痛や軽い吐き気などの症状が出ます。

 

 

実は私も揮発性の塗料や当時のベニヤに含まれるホルムアルデヒドに症状が出て体調が悪くなった経験があります。

 

 

建ててしまってから後悔しても住宅は高額であり簡単に建て直しは出来ません。

 

 

建物の中に入るとアレルギー症状が出たり、建材過敏症の方は一度お気軽にご相談下さい。

 

 

 

 

 

 

 

最新情報