健康に暮らすにはいくつかの条件が必要

2021.01.5

住宅で健康的に暮らすには、いくつかの条件が必要です。

 

 

冬季の場合は、室温15℃~20℃であり湿度は40%~50%である必要があります。

 

 

しかし、この条件が満たされていたとしても人が快適に感じるか?というとそうではありません。

 

 

体感温度は(室内表面温度+室内温度)÷2なので室内の表面温度が低ければ体感温度は室温以下になってしまいます・・・

 

 

このような状況になりやすい住宅は下記のタイプです。

 

 

床板が冷えて冷たく感じる

 

 

開口部のガラス面積が多い

 

 

この2点の問題があると、室温や湿度の条件が揃っていたとしても人は快適には感じません。

 

 

このような住宅はデザイン重視の住宅に多く見られます。

 

 

こうした住宅とは逆に適度な開口部と床板を冷たく感じさせない方法を取り入れれば簡単に快適な体感温度に出来る訳です。

 

 

その方法は

 

 

開口部の断熱性を出来る限り高める為、樹脂のフレームに真空のトリプルガラスを採用する

 

 

床板の下を暖房し、床板が冷たく感じない暖房の方法を取り入れる

 

 

この2点に注意すれば、快適に暮らす状条件は揃います。

 

 

見栄を張って快適ではない住宅を建築するか?性能にこだわり快適な住宅を建築するか?

 

 

運命の分かれ道・・・

 

 

人の価値感は様々なので、どちらを選ぶべきか?は人によって異なりますが、私なら100%後者を選択します。

 

 

私は見た目よりも健康を選択する建築人です。

 

 

健康=自分の命であると考えれば、デザインなど2の次3の次なのです・・・

 

 

 

最新情報