万が一住宅で火災が起きた時に注意する事

2018.10.12

木造住宅は断熱材や構造材を石膏ボードで覆っているので、構造材が直接発火する事はありません。

しかし、室内にある家具やカーテンなどから発火して室内の温度が上昇した場合、構造材や断熱材が発火するケースもあります。

約2ヶ月前に東京の工事現場で起きた火災の事故では、地下4階のウレタンに着火した煙により5人の方が亡くなりました。

ウレタン自体は燃えやすい素材ではありませんが、一旦発火してしまうとシアンガスなどの有毒なガスを発生する事もあります。

もちろん構造材である木材も発火すれば一酸化炭素を発生させてしまいます・・・

住宅の中に火災の原因を作らない事が重要ですが、万が一火災が起きてしまった場合は、こうした有毒ガスや一酸化炭素を吸い込む前に避難する必要があります。

私達が造る住宅の内装には木材を採用するケースが数多くあります。

こうした木材は可燃物ですが、木材の裏側には石膏ボードを張って構造材まで延焼しないよう施工しています。

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