無形の資産と有形の資産①

2021.11.30

かつて企業が活動する際に必要なのは、人・モノ・金と言われていました。

 

 

これらはある意味有形の資産であり、会社の貴重な機動力だと考えられてきました。

 

 

しかし、時代は変化し有形の資産が会社の足かせになっているのでは?と考える人が増え始めています。

 

 

例えば、人に関しては福利厚生費や給与などの支払いがあり、毎月大きな費用がキャッシュアウトします。

 

 

モノに関しては、工場や土地などの不動産には固定資産税がかかり、設備に関しては設置費用が驚くほど高額です。

 

 

金については、「金があれば何でも出来るし、会社にとって必要だろう!」と三流の経営者は考えますが答えは全く違います。

 

 

資本主義社会では緩やかなインフレに誘導されており、仮に30年前から1億円を保有していた企業があったとしても今の1億円とは価値が全く異なります。

 

ただキャッシュを持っているだけでは何の意味もないのです。

 

 

また、銀行からの借り入れでお金を得ようとすれば金利の負担がかかるので、ジワリと経営を圧迫します。

 

 

人・モノ・金という有形の資産は現代の世の中では会社のお荷物になっているのかもしれないのです。

 

 

 

続く・・・

 

 

 

不動産投資の難しさ②

2021.11.29

昨日の続きですがお付き合い下さい。

 

 

中古アパートをリノベしながら不動産投資を行っていましたが、リノベ費用がかさみ一向に利益が上がる状況ではありませんでした。

 

 

そんな時ある不動産投資の師匠からある提案がありました。

 

 

「オカケンさん、太陽光発電投資もいいですよ!」

 

 

私はその師匠の話を聞く事になりました。

 

 

すると、中古アパートのリノベ費用を太陽光発電の売電で補える事が理解出来ました。

 

 

早速、野立ての太陽光発電事業を開始する事になりました。

 

 

まず1つ目の太陽光発電所を購入した後いくつかの物件を購入しました。

 

 

すると、売電で得たお金で中古アパートのリノベ費用を補う事が可能になり、収益も出るようになりました。

 

 

大まかですが、中古アパートの投資費用と太陽光発電の投資費用が同じ位になると収益が出る事がわかったのです・・・

 

 

不動産投資を開始して約7年が経過しやっと収益の出るビジネスモデルが出来た訳です。

 

 

その後、中古アパート・太陽光発電に続き戸建て賃貸事業も開始して現在に至ります。

 

 

どんな事業も簡単に軌道に乗る訳ではなく、手間と時間がかかるものです・・・

 

 

今の私を見た人は言います

 

 

「いいですね、住宅建築業も順調で不動産投資業も良好なんでしょう!」

 

 

しかし、住宅建築業は25年間・不動産投資業も10年間続けていますが、この長い期間を経てやっと事業が順調になったのです・・・

 

 

今まで大半の時間は失敗の連続で、収益が出るビジネスモデルではなかったのです・・・

 

 

どんなビジネスモデルも諦めなければ、光が差す時期が来るのかもしれません。

 

不動産投資の難しさ①

2021.11.28

いつもオカケン日記をご覧いただきありがとうございます。

 

 

私の日記は住宅に関連しない内容の時もありますがお付き合い下さい。

 

 

今回は私の不動産投資についてお話します。

 

 

私は約10年前から不動産投資を始めました。

 

 

住宅建築業と不動産投資業を同時に行うのはある理由がありました。

 

 

それは

 

 

「今後住宅建築業界が不況になった時に別のエンジンが必要だ!」

 

 

「住宅建築会社からの役員報酬がゼロになっても生活できる基盤を作ろう!」

 

 

と考え不動産投資業を始めました。

 

 

最初は5000万円程度の中古アパートを購入した後、いくつかの中古アパートを買い進めました。

 

 

しかし、入居者が退去すると次の入居者がなかなか見つからないという問題が起こりました。

 

 

この問題を解決するには、家賃を下げるか室内をリノベーションする必要があったのです・・・

 

 

私はリノベする事を決め、退去になればリノベーションしていましたが、リノベは思いのほか費用がかかり、勘定合って銭足りず状態になってしまいました・・・

 

 

この状態が5年程度続き「不動産投資業はあまり良いものではないな・・・」と感じていたのです。

 

 

つづく・・・

 

 

 

大手ハウスメーカーも真似をする!?

2021.11.27

大手住宅ハウスメーカーは自社で研究開発しています。

 

 

研究開発部門を持つには莫大な経費がかかりますが、資本を持つハウスメーカーなら可能です。

 

 

しかし、ハウスメーカーの動きが最近変化しています。

 

 

それは、同業他社の真似を始めたのです・・・

 

 

「大手ハウスメーカーが同業他社の真似?」

 

 

あるハウスメーカーはこんな施工を始めています。

 

 

床下エアコン暖房

 

 

基礎断熱(外周部100ミリ、土間50ミリ)

 

 

第一種換気システム

 

 

この装備を見ると、「アレ、オカケンの仕様じゃないの?」と感じるかと思います。

 

 

私達の装備を大手ハウスメーカーが真似する訳なんてないんじゃないのかな?と感じる方もいるでしょうが真似以外の何物でもありません・・

 

 

このハウスメーカーの他にも地域のビルダーで床下エアコン暖房を採用する会社が最近増え始めているのも事実です。

 

 

私達は約15年前から、基礎断熱・床下エアコン暖房・室内通気工法・第一種換気システム・内外ダブル断熱を採用しています。

 

 

当時私達が造る住宅のスペックを持つ同業他社はゼロでした・・・

 

 

つまり、15年が経過し私達の家造りを認め大手ハウスメーカーを含む同業他社が真似しているのは明白なのです・・・

 

 

真似するなら、それは大いに結構な事であると考えています。

 

 

だって、床下暖房こそがニュースタンダードの住宅であるからです・・・

 

 

 

床下エアコン暖房がなぜニュースタンダードかというと・・・

 

 

床暖房の大半は灯油を燃料としており、CO2の排出があります。

 

 

脱炭素社会に対応する住宅はCO2の排出がゼロである必要があります。

 

 

旧スタンダードは灯油で床暖房

 

 

ニュースタンダードは電気でエアコン床下暖房

 

 

何事にも青写真を描く!?

2021.11.26

物事を成し遂げるには成し遂げたイメージ(青写真)を描く事が重要です。

 

 

例えば住宅建築なら

 

 

利便性の良い土地にガレージ付きの家を造り、そこへバイクを置くスタイルの家にしたい!

 

 

夜景が見える傾斜地に住宅を建築し薪ストーブの火を眺めながら生活したい!

 

 

など、建築する場所や家のイメージを持ってから土地を探せば希望する土地が見つかります。

 

 

しかし、このような青写真がないと

 

 

「利便性はいいんだけど・・・どうなんだろう?」

 

 

「夜景は見えるけど、どうしようかな?」

 

 

と迷いが出て土地取得の意志が決まらないのです・・・

 

 

こうした現象は土地取得や住宅建築だけではなく、会社経営や事業にも共通しています。

 

 

売り上げや利益を目的としている会社はそのようになります。

 

 

お客様の満足度を向上させるのを目的としている会社もそのようになります。

 

 

つまり、どのようになりたいか?という青写真を描く事が重要なのかもしれません・・・

 

少し早い冬本番が到来!?

2021.11.25

日本列島に寒気が入り北海道では大雪が降り続いています。

 

 

県内の今朝の気温も5℃と低く早朝は冬と変わらない状況になりつつあります。

 

 

会社では11月に入った頃から床下暖房の運転を開始し、先日もう一台の床下エアコンも暖房開始しました。

 

 

もう一台の床下エアコン???

 

 

会社の広さは約50坪あるので、床下に2台のエアコンが設置してあります。

 

 

室内が寒く感じた時は1台の床下エアコンで暖房開始し、更に気温が下がってきたらもう1台を運転開始しています。

 

 

40坪位までの住宅であれば、1台の床下エアコンで家を丸ごと暖房出来ますが、50坪の広さとなると2台のエアコンが必要になります。

 

 

また、1月・2月になると更に寒さが増すので薪ストーブも併用しています。

 

 

足元が寒く感じない社内で快適な仕事が出来ています。

 

 

あ~有難い・・・

 

 

この実験棟でも床下のエアコン1台で家を丸ごと暖房中です。

 

 

宿泊体験も早々にご予約が埋まりつつあります。

 

 

全館空調でもない、床暖房でもない私達が造る住宅の暖かさを弊社実験棟でご体感下さい。

 

高いランニングコストがかかる全館空調や床暖房よりも床下暖房は快適でありながら、ランニングコストを抑えた弊社オリジナルの暖房方法です。

 

 

 

 

新ジャンルへの挑戦

2021.11.25

今回はファッションのお話ですがお付き合い下さい。

 

 

私はバイカーでありサーファーでもあるので、どちらかと言えばカジュアルなファッションを好んでいます。

 

 

いわゆるアメカジをベースに古着などをミックスさせるスタイルです。

 

 

昔よく聞いたチョイ悪オヤジ系のファッションは性に合わず、タイトなパンツやくるぶし丈のスタイルは苦手であり、素足に革靴など気持ち悪くて履けません・・・

 

 

苦手なのは、それだけではなくGジャンも大の苦手であり今まで53年間Gジャンを買った記憶はありません。

 

 

そんなGジャン嫌いの私ですが、今年は新ジャンルの一環としてGジャンにチャレンジしました。

 

 

それが、このGジャンでいわゆるファーストモデルというやつです。

 

 

1930年代から1940年代に作られたモデルですが、このGジャンは現代風にアレンジしています。

 

 

このジーンズの生地は、当時のデニムを作っていた編み機を使用して作られており、ザラザラとした独特の雰囲気があります。

 

 

53歳になってGジャンデビュー・・・

 

 

この齢で着こなせるのか?が心配です。

 

 

日本の産業はどの方向へ進むのか?

2021.11.24

私は日本経済新聞を30年間読んでいます。

 

 

世界経済や日本の経済を知るべく新聞を通じ情報を得ています。

 

 

過去に様々なイノベーションが起こり時代は動いてきました。

 

 

以前はIT革命により人々の暮らしや情報が大きく変わった時代もありました。

 

 

そしてこれから来る未来はどの方向へ進むのでしょうか?

 

 

答えは1つだど考えています。

 

 

それは、脱炭素社会の始まりです。

 

 

CO2を排出しない企業が相次ぎ、自動車も化石燃料を使わないEV車へシフトするでしょう。

 

 

住宅も石油やガスを燃焼させる器具ではなく、オール電化+太陽光発電+蓄電池がニュースタンダードになるのは間違いなさそうです。

 

 

こうした世界の動きにより、企業はもちろん個人が使用する車や住宅までの全てが脱炭素を目的としたものに変化するでしょう・・・

 

 

ここまで来ると、どんな住宅を造るべきか?という問題は簡単に解けます。

 

 

超省エネでありながら、自宅で使う電気は太陽光発電で自家発電し、余った電気は蓄電池へ蓄電してEV車へ充電するスタイルです。

 

 

もちろん余った電気は売電出来るので経済的な住宅となります。

 

 

今まで私達が建築してきた住宅は、蓄電池はないものの上記の内容を満たしている住宅がほとんどです。

 

 

私はこうしたスタイルの住宅を25年前から建築していますが、いよいよ時代が追いついてくるのかもしれません・・・

 

 

これから来る未来に必要とされる住宅を25年前から私は造り続けたのですが、これには訳があります。

 

 

今から25年前、様々な研究家がこんな事を言っていました。

 

 

「化石燃料はあと30年で枯渇する」

 

 

「化石燃料を使用しない世界が必要だ」

 

 

私はこの言葉を聞き、今の家造りをしようと決めたのです。

 

 

あれから25年が経過し化石燃料の枯渇はありませんでしたが、結果的に脱炭素社会に世界が注目しているとは意外です・・・

 

 

 

 

 

 

 

類は友を呼ぶ

2021.11.23

類は友を呼ぶという言葉があります。

 

 

同じような価値観や感覚を持つ人間が引き合う法則のような言葉です。

 

 

住宅建築にもこうした現象が顕著に表れます。

 

 

見栄っ張りの建築師には見栄っ張りのお客様が集まります。

 

 

地味で堅実な建築士には地味で堅実なお客様が集まります。

 

 

その建築会社の造る住宅を見れば、どんなお客様なのか想像がつきます。

 

 

私達が造る住宅は、住み心地を最重要視しているので見た目は様々で全て異なるデザインの住宅になります。

 

 

賢いお客様から支持される住宅だけを建築します。

 

 

「どうです、カッコいいでしょう!」という住宅は建築しません。

 

 

だって、見た目が良くても住み心地が良くなければ、ただの箱でしかないのですから・・・

 

 

 

能ある鷹は爪を隠すということわざがありますが、賢いお客様は自分の家を自慢するような事をしません。

 

能のない鷹が爪を見せているように、自分の家を自慢しているのかもしれません・・・

 

 

 

図面を読む能力

2021.11.22

住宅を建築するには設計図書(図面)が必要であり様々な図面を作成し施工します。

 

 

配置図・平面詳細図・立面図・断面図・矩計図・棚図・電気配線図・給排水給湯図・空調設備図など数多くの図面が必要です。

 

 

これらの図面の他にもプレカット図や納まり図なども作成します。

 

 

こうした図面を読む力がなければ住宅建築は出来ませんが、図面を読む能力が劣っていても協力御者さんが力を貸してくれれば何とか住宅を建築する事は出来ます。

 

 

しかし、ここには落とし穴があります。

 

 

それは、設計図書を読む能力が劣っていると、現場の問題点に気づかないのです・・・

 

 

納まりが悪い

 

 

雨仕舞いが悪い

 

 

遮音性能が確保出来ない

 

 

日射遮蔽が出来ていない

 

 

換気不足

 

 

など数多くの問題が発生するリスクが潜んでいます。

 

 

設計図書を読む能力があえれば

 

 

「ここは納まりが悪そうだから、こう納めよう!」

 

 

「雨仕舞いが良くないから、雨漏りしないよう施工しよう!」

 

 

「遮音性能を確保する為には、部材の変更が必要だ!」

 

 

「日射遮蔽をする為に庇を少し伸ばそう!」

 

 

「換気不足になりそうだから排気量をアップさせよう!」

 

 

と施工前に問題点を見つけ出し協力業者さんへ指示が出来るのです。

 

 

つまり、設計図書を読む能力があれば良質な仕事が出来ますが、能力が劣っていると住宅は完成するものの良質な仕事にはならないのです・・・

 

現場の担当者は、設計図書の裏の裏まで理解する必要があります。

 

図面を何度も見て頭の中で一度施工し問題点を見つけ出す能力が必要です。

 

現場が始まってから職人さんに「ここは納まりが悪いけど、どうするんだい?」などと言われているようでは3流以下のレベルなのです・・・

 

 

 

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