光熱費を抑えられる住宅

2024.05.17

私は創業当時から省エネ住宅だけを建築してきました。

 

 

省エネにこだわる理由は、光熱費を抑えた住宅に価値があると考えていたからです。

 

 

今から27年前「省エネな住宅なので光熱費が抑えられますよ!」と話しても

 

 

「省エネ?光熱費?」という感じで関心がない人がほとんどでしたが、私は断熱と気密と換気を極めた省エネ性の高い住宅を建築し続けました。

 

 

当時の住宅建築業界は、輸入住宅などのツーバイフォー工法やプレハブ系のハウスメーカーが住宅展示場を席捲していた時代であり、住宅メーカーの大手も省エネ性についてあまり関心がなく、ごく一般的な性能の住宅建築していました。

 

 

私が目指していた省エネ住宅は北海道や東北の地域で建築されていたものの、関東圏では認知されていなかったので受注するのは非常に困難でした。

 

 

あれから27年が経過し世の中は一変しました。

 

 

脱炭素社会の構築やCO2削減が叫ばれる昨今、住宅のトレンドは省エネ性の方向へシフトしつつあります。

 

 

また、近年の特徴でもある電気料金の高騰を背景に高性能住宅が見直される時代にもなりました。

 

 

今後必要とされる住宅は、高性能であり省エネ性の高く光熱費が抑えられる住宅になるのは間違いありません。

 

 

高性能住宅を建築すると、そこで暮らすご家族の声を聞けます。

 

「寒い冬でも快適に過ごしています!」

 

「暑い夏も涼しく快適です!」

 

「子供の喘息が軽くなりました!」

 

私はこうした言葉を聞くだけで幸せな気持ちになります。

 

住宅建築という商売を通じ、お客様の満足というギフトをいただくのが私の家造りの原動力になっています。

 

 

 

雨の日に傘を貸してくれない

2024.05.16

雨の日に人は傘が必要であり、企業は赤字の時にお金が必要になります。

 

赤字の決算でも融資してくれる金融機関もありますが、実際には少数であり大半の銀行は融資に難色を示します。

 

会社の決算予想は黒字でも実際には赤字になるケースもあり、大手ゼネコンも今期は上場初の赤字という会社もあります。

 

赤字決算になってしまうと金融機関の目は厳しくグループ会社全体の融資も簡単に出来なくなる傾向にあります。

 

雨に日に傘を貸してくれないのが現実なのです。

 

確かに貸し倒れのリスクを考えれば当然なのかもしれませんが、これが厳しい現実です。

 

 

雨の日の後には虹が出る時があります。

 

この虹のような晴れやかな次の決算を迎えるべく家造りに励みます。

 

 

精神的な苦痛

2024.05.15

私は27年間住宅建築業を経営しながら、約12年前から不動産投資業を始めました。

 

 

中古のアパートを購入したり、太陽光発電所や戸建て賃貸住宅の建設も同時に行っていました。

 

 

上記の仕事は、物件のリサーチや銀行融資の打診などが主な仕事となりますが、様々な難問を解決する必要があり精神的に厳しい状況になる時がありました。

 

 

それでも安定した会社経営を目指し、自身にムチを打ち気合を入れながら12年間継続してきました。

 

 

しかし年齢は55歳になり精神的に耐えられる状況ではなくなってしまい、不動産投資業を少しお休みする事にしました。

 

 

私の肩からは重い荷物が下りるような感覚があり私の精神は安定したように感じています。

 

 

所有する物件はそのまま維持していますが、新規で事業を拡大する方向へは舵を切らず現状維持の方向へ進んでいます。

 

この空のように今の気持ちは晴れやかです。

 

 

こうした精神状態を維持しつつ今ある命を大切に1日を生きたいと考えています。

 

 

 

 

有難いいただき物

2024.05.14

昨日、書道家の方から干支の色紙をいただきました。

 

この方から毎年いただいているこの色紙は全て手書きのオリジナル作品であり、黒い墨と朱墨を上手に使い描いているようです。

 

上に乗っているのは私のようですが、実物よりも若く描いてくれているように感じます。

 

手間と時間を惜しまず書いていただいた作品に感謝しています。

 

 

 

 

誠実な対応

2024.05.13

私達は家造りを通じて人に対し誠実でありたいと考えています。

 

 

住宅建築業は商売なので必要最小限の利益は確保しなければなりません。

 

 

しかし数多く建築したところで売り上げや利益が増加するだけの事なので、この点には力を入れません。

 

 

相手に対し誠実に接し、相手の為に尽くすという姿勢を基本としています。

 

 

協力業者さんや職人さんに対し誠実に接し、これから建築させていただくお客様や今まで建築させていただいたお客様も同様です。

 

 

当たり前の話ですが、自身のエゴが出ると誠実さに欠ける可能性が高くなるので私は日々自身を戒めています。

 

 

こうした考え方は商売上一般的ではないのかもしれませんが私はこの考えを貫いており、会社の運営も同様に誠実さを大切にしています。

 

時には誠実さを優先するあまり損する事もありますが、そんなの気にしていません。

 

その理由は、長い目で見れば儲けよりも誠実さを優先した方が徳を積めるからです。

 

徳を多く積んだ者や会社が最終的に得をするのがこの世の中なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

住宅造りのコンセプト

2024.05.12

私達が住宅を設計したり建築する上で重要なのが家造りのコンセプトです。

 

 

コンセプトとは、基本となる終始一貫した考え方なので住宅建築会社によってコンセプトは様々です。

 

 

弊社では、住み心地や省エネ性や耐震性を重要視して住宅を設計しているので、豪華さやデザイン性はそれ程重要視していません。

 

 

もちろん、全体的なコーディネートは必要なので内装や外装と暮らしがマッチするデザインは取り入れています。

 

 

こうしたデザインは住む家族によって異なるので、私達が造る住宅は金太郎飴のように同じデザインにはなりません。

 

 

シンプルなデザインや山小屋のようなデザインのケースもあるので、こうしたコンセプトに基づき家造りを進めています。

 

 

このような弊社の取り組みに賛同していただけるお客様だけの住宅を建築しています。

 

 

なので、住み心地や省エネ性や耐震性を後回しにするような住宅は建築していません。

 

 

私達は住宅性能以外の素材にも強いこだわりがあります。

 

無垢材の床板や天井の板は厳選された良材をお勧めします。

 

 

 

 

 

我欲を封じると結果が出る

2024.05.11

今回は私の趣味であるゴルフのお話ですがお付き合い下さい。

 

 

ゴルフを始めて35年が経過しますが、一向に上達する様子がない日々は続きました。

 

 

1年365日アプローチを200球、ショートパット100球の練習を欠かさず週1回のプレーを半年間継続しました。

 

 

85前後のスコアは出るものの90台の時もあれば100以上の悪いスコアの日もあります。

 

 

「何でOBが出たのかな?あのアプローチの失敗の原因は?」など失敗の要因を振り返っては改善する日々は続き、ある日私は早朝ゴルフに行く事になり朝5時から18ホールスループレーに挑みました。

 

 

毎回私はその日のテーマを決めてゴルフを楽しみますが、なぜかこの日は何も考えずスタートしたのです。

 

 

そして前半のハーフが終了し、スコアは40と悪くありませんでした。

 

 

後半のラウンドも4連続パーの好発進もあり40だったので80という久しぶりの良い結果となりました。

 

 

振り返ってみると我欲を封じてゴルフをしていたように感じました。

 

 

ビジネスもスポーツも自身の欲やエゴが出ると上手く行かないのは共通していると感じた経験でした。

 

 

 

 

私にはゴルフの高い目標があります。

 

それはアマチュアゴルファーの夢であるパープレー72というスコアでゴルフをするものです。

 

簡単に達成できる目標ではありませんが、地道に毎日練習し目標達成出来る日を楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

私達が最優先する仕事

2024.05.10

住宅建築業者は家造りが主な仕事ですが、最優先しなければならない仕事が私達にはあります。

 

 

それは今まで建築させていただいたお客様からの連絡による対応です。

 

 

電灯がつかなくなってしまった

 

 

給湯器が作動せずお湯が出ない

 

 

エアコンから冷風が出ない

 

 

玄関の鍵が開かない

 

 

など、ほぼ毎日のようにお客様から連絡があります。

 

 

私達はこうした連絡に対し、今行っている仕事を一旦中断しお客様の対応に当たります。

 

 

協力業者さんへ連絡し最短で修理や修繕してもらう段取りを組んだり、担当者自身がお客様のお宅へ急行するケースもあります。

 

 

私達が造る住宅のエリアは弊社から30分以内がほとんどなので、お客様から連絡をいただいてから1時間程度で伺う事も可能です。

 

 

なので、お客様から連絡をいただいた時「担当者へ連絡しますので、お待ちください」とはなりませんし、問題の対応が翌日や2.3日後になる事もありません。

 

 

一般的には連絡があってから数日後の対応になるのでしょうが私達はそうした会社とは異なります。

 

 

お客様の立場になり問題解決するのが弊社のこだわりです。

 

 

私は何よりも信用を重んじる古い考えの経営者です。

 

施工数やお金や名誉や知名度など必要ではありません。

 

協力業者さんから信頼され、お客様からも信頼される関係こそが重要であると考えています。

 

 

 

 

価格転嫁は愚の骨頂

2024.05.9

どのビジネスでも商品やサービスを提供し、その対価としてお金をいただきます。

 

 

近年は製造原価の上昇などにより提供価格を上げ価格転嫁する企業が大半です。

 

 

 

しかし、こうした価格転嫁は諸刃の剣であり、消費者に支持されなければ儲けどころか売り上げさえなくなってしまうリスクがあります。

 

 

まさに本末転倒なのです・・・

 

 

現実的に約2年前、大手パンメーカーが原材料である小麦価格の上昇によりパンの価格を1割程度上げました。

 

 

すると消費者は、このメーカのパンを購入しなくなってしまったのです。

 

 

慌てたメーカーは割安感のある新商品を投入し売り上げを確保したようですがこれが価格転嫁の怖さでです。

 

 

私達も約2年前に木材価格や様々な部材価格上昇により、製造原価が上がってしまい住宅建築価格をアップせざるおえない状況になりました。

 

 

しかし、知恵と工夫と企業努力により大幅な価格転嫁を避ける厳しい道を私は選択したのです。

 

 

価格転嫁するのは簡単!

 

 

簡単な道を選べば、その先にはイバラの道が待っているのです・・・

 

 

厳しい道の先には下り坂が待っているケースもあります。

 

私はどの道を選択するのか?という岐路に立たされた時、必ず厳しく辛い道を選択しています。

 

楽そうな道の先には苦が待っていて、辛い道の先には楽が待っているようにも感じます。

 

 

太陽光発電の盗難被害

2024.05.8

住宅建築とは関係のない話ですがお付き合い下さい。

 

最近頻発している太陽光発電所の銅線盗難ですが、私が経営する不動産投資会社の太陽光発所でも盗難被害がありました。

 

6日の朝会社で発電状況をPCで確認していると「土曜から発電してない、もしかしたら・・・」と現地に向かいました。

 

すると見事に2現場の銅線が切断されていました。

 

「やっぱりやられたか・・・」と警察へ行き被害の状況確認と現場の検証を行いました。

 

2現場共に銅線が切断されていましたが1現場は未遂でした。

 

足跡や指紋を採取して現場検証は終わりました。

 

これから銅線の復旧に向け電気業者さんとの打ち合わせや保険屋さんとのやり取りも待っています。

 

 

 

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