住宅と人が触れている部分

2021.02.4

人が住宅と触れている部分は唯一足の裏だけです。

 

 

この足の裏から伝わる感覚によって快適さの度合いは変わります。

 

 

例えば、この時期に屋外から建物の中に入り床暖房した部屋に入ると足の裏から暖かさが伝わり「暖かい~」と感じます。

 

 

床暖房は、室温がそれ程高くなくても床板の温度が高ければ体感温度は高くなり、暖かさを十分に感じられます。

 

 

私達が造る住宅は、床暖房ではありませんが床下暖房でも同じ効果を得られます。

 

 

床暖房と床下暖房の大きな違いはこんな感じです。

 

 

床暖房

 

 

設置費用は高額になりますが、床板の温度をある程度高く出来るので室内温度が低くても体感温度は高く感じる。

 

 

ランニングコストは比較的高くなり、故障時のメンテナンス費用も高額になります。

 

 

床暖房部分は暖かくなる反面、非暖房部分は冷たいので各室の温度ムラが出来てしまう。

 

 

 

床下暖房

 

 

設置費用やランニングコスト、故障時のメンテナンス費用はどれも安価である。

 

 

床板を高温に出来ない反面、床下全体を暖房するので1階の床面全てを暖められ温度ムラがない。

 

 

こう比較すると「何だ床下暖房の方がいいんじゃん・・・」となりますが、一般的な住宅は床下暖房では家を丸ごと暖房する事は出来ません。

 

 

家の性能を表す数値はいくつかありますが、例えばQ値を用いると1.0前後の性能がなければ床下暖房は不向きです。

 

 

つまり、高性能住宅であれば床下暖房が可能ですが、そうでもない性能の住宅は床暖房でないと快適な室内空間にはならないのです・・・

 

 

私達は約13年前から床下暖房を取り入れています。

 

 

最近、同業他社でも床下暖房をアピールする会社がチラホラ出始めています。

 

 

でも、その住宅の性能が高くない場合は要注意です!

 

 

なんちゃって床下暖房住宅にはご注意下さい。

 

 

 

 

 

 

 

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