物件に惚れない

2021.08.28

住宅建築を検討している方なら条件の良い土地が見つかり価格も相場以下だったとしたら購入するかと思います。

 

 

これが住宅建築業者なら「ここに展示場を建築すれば受注に役立つな・・・」と考えるかもしれません。

 

 

しかし、自宅用で購入するのは問題ありませんが、住宅建築業者が展示場を建築する為に購入するのは少々リスクが伴います。

 

 

その理由は、住宅展示場は車で例えるとターボチャージャーによく似ているからです。

 

 

ターボチャージャー???

 

 

車のタービンは空気の過給装置であり、タービンを介して大量の圧縮空気がエンジンに導入されます。

 

 

圧縮された空気はエンジンの中で爆発を起こすのでパワーアップする仕組みです。

 

 

つまり、住宅展示場があるうちはパワーアップしますが、その展示場がなくなった途端、パワーダウンして受注が困難になってしまうのです・・・

 

 

ターボチャージャーは強力な力がある反面、もろ刃の剣でもある訳です。

 

 

こうした現象を正面・後ろ・右・左から見て経営者は投資判断します。

 

 

物事は正面から見ただけではダメなのです・・・

 

 

私はビジネス上で物事を様々な角度から見る癖があります。

 

 

「上手くいきそうだけど、本当に大丈夫かな?」

 

 

「もし、予想通リにならなかった時はどうするべきか?」

 

 

「3年間はいいけれど、4年以降はどうなるのかな?」

 

 

など、ビクビクしながら会社を経営しています。

 

 

石橋を叩いて渡るということわざがありますが私の場合は違います。

 

 

石橋を叩いて壊し自分の手で安全な橋を造ってから渡る!

 

 

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