本当に高気密ですか?

2021.02.15

高気密住宅とアピールする住宅建築会社は数多く存在します。

 

 

しかし、そのほとんどの会社は高気密住宅である根拠を示しません・・・

 

 

その理由は、建築している住宅の気密性がどの位なのかを測定していないのです。

 

 

気密測定をせずに、「当社では高気密住宅です!」とアピールするのは、展示場などで計測した数値を元にしており、お客様のお宅では気密測定をしていないケースが多く見られます。

 

 

お粗末なお話ですが、これが高気密住宅を語る会社の実情です・・・

 

 

私の知っている限り県内で気密測定をしている会社はごくわずかであり、ほとんど気密測定をしていません。

 

 

気密測定をしていないからといって、気密性能が劣る住宅ではないのでしょうが、性能を裏付ける根拠は一切ありません・・・

 

 

こうしたあやしい行為を繰り返す業者が多い中、私達は気密測定を行う馬鹿正直な会社です。

 

 

気密測定は外注の専門業者に依頼すると1回5万円程度の費用がかかりますし、測定器は200万円を超える高額な商品なので購入しないのでしょう・・・

 

 

私達は、24年前から施工する物件300棟以上1棟、1棟気密測定をして気密性能を数値化しています。

 

 

この気密測定を行うタイミングは施工途中で行い、仮に気密性能が優れない場合は隙間風が入る部分を見つけ出し気密テープやシーリングで処理し気密性能を確保します。

 

 

 

高気密住宅の定義はいくつかありますが、1つの目安は床面積1平米あたり0.5CM位の隙間なら高気密住宅と言えるでしょう。

 

 

気密測定を行い上記の数値になれば、気密性能0.5CM/M2となり高気密住宅の数値化が出来ます。

 

 

一般的な高気密住宅の数値は、1.0CM/CM2位が多い中、私達が造る住宅の平均は0.5CM/M2となっており一般的な高気密住宅の隙間よりも隙間が少ない事を証明しています。

 

 

気密の数値は小さければ小さいほど気密性能が優れているので検討している住宅建築会社にこんな質問をしてみましょう!

 

 

「御社の気密レベルの平均値はいくつですか?」

 

 

「今まで何棟の気密測定をしましたか?」

 

 

これに即答出来る会社であれば信用出来る会社かもしれません。

 

 

 

 

 

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