お陰様で忙しく仕事がある

2021.01.31

お陰様で今年も昨年に引き続き忙しく仕事があります。

 

 

住宅の新築工事を同時進行で約10現場施工しつつ改修工事や小工事なども30物件以上あり、この他に定期点検なども行っています。

 

 

ほぼ毎日のように当社で施工したお客様のお宅へ向かっているので、新しい仕事の依頼や修理などが絶える事はありません。

 

 

このようなスタイルで仕事に取り組んでいると、仕事を受注する為の営業活動には手が回りません・・・

 

 

というか、私達が営業するよりも当社で建築したお客様が知人や会社の同僚を紹介してくれるケースが多いので営業する必要がないのです。

 

 

私達は営業っ気のない地域の工務店ですが、今まで建築させていただいたお客様に感謝しつつ、アフターサービスを徹底的に行う事で飯が食えています。

 

 

会社の利益をお客様に還元する事で新しい仕事が生まれる良いサイクルになっているのです・・・

 

 

 

仕事を受注する為に労力や経費を使うなら、今まで建築させていただいたお客様の為に汗を流し経費を使う方が良いと考えています。

 

 

この辺りが一般的な住宅建築業者と全く異なる点なのかもしれません・・・

 

 

住宅の良し悪しはどこで決まるのか?

2021.01.30

家造りについて私は深く考えるタイプの建築人です。

 

 

住宅の良し悪しはどこで決まるのか?という問題に対しある一定の結論があります。

 

 

住宅は、ホテルや美術館のような一時的に利用するパブリックスペースではありません。

 

 

そこに暮らす家族が幸せを感じる家であれば、どんな住宅でも良いと考えています。

 

 

例えば

 

 

外観を見て「いい家だな・・・幸せだ!」と感じる人もいるかもしれません。

 

 

あるいは「省エネで経済的に豊かになれて幸せ・・・」と感じる人もいます。

 

 

「家族が健康に暮らせているので幸せだ・・・」と感じる人もいるでしょう。

 

 

なので、これが一番というものはなく、そこに暮らす家族の価値観で決まります。

 

 

さて、様々な価値観はありますが大半の人達が感じる共通に価値観はズバリこれ1つしかありません。

 

 

それは、自身の健康と家族の健康という見えない価値です。

 

 

 

 

 

体感温度をと体温の関係性

2021.01.29

家の中では、室温や室内の表面温度が低いと寒く感じ体感温度は低くなります。

 

 

人間は寒く感じると体温は低下し免疫力が低くなるので病気になりやすい体質になってしまいます。

 

 

冬季に感じる体感温度は健康を維持する上で非常に重要であり寒く感じない環境を作る事で免疫力を維持出来ます。

 

 

体感温度を上げる方法は2つあります。

 

 

1つは、室温の低下を防ぐ事であり、2つ目は室内の内装材の表面温度を低下させない事です。

 

 

室温の低下は暖房すれば防げますが、内装材の表面温度の低下を防ぐのは簡単ではありません。

 

 

例えば、窓のガラス面の温度が外気によって低下したとします。

 

 

しかし、このガラス面の温度低下を防ぐ手段はほとんどありません。

 

 

床や壁や天井面も同様に内装材の温度が低下するのを防ぐ方法は限られています・・・

 

 

つまり、室温の低下は暖房によって防げるものの室内の表面温度の低下を防ぐ方法は1つしかありません。

 

 

私達はこの問題を克服する為に6面輻射式暖房を取り入れています。

 

 

実験棟では室内の空間を暖房せず、床下を暖房して室内の内装材から6面輻射式暖房になるよう暖気を循環させています。

 

 

室内を暖房しない為、室温は高くありませんが内装材からの輻射熱により暖かく感じます。

 

 

床下の暖気を室内通気工法により循環させて、室内の内装材を通じ家を丸ごと暖房するのも当社の特徴です。

 

 

ユーチューブで学ぶ

2021.01.28

私は20歳の頃から書店に通っては様々なジャンルの本を購入し学ぶ習慣がありました。

 

 

自己啓発やビジネス、住宅関連や世界経済など幅広い分野の本を今まで500冊以上購入しました。

 

 

しかし、最近はユーチューブで上記の分野について学ぶスタイルにチェンジしました。

 

 

興味のあるジャンルについてキーワードを入力するといくつかの動画がヒットするので、その動画を片っ端から見ます。

 

 

中には「そんなの知ってるよ~」「あまりためにならないな・・・」という動画もありますが、中には「なるほど・・・そうだったのか~」と感心する動画も少なくありません。

 

 

住宅建築に関する動画も数多くあり、家造りに役立つ動画は少数ですが存在します。

 

 

その動画は皆様ご存じの松尾設計室さんの動画です。

 

 

松尾さんの配信する内容は、明確であり数値や数字で解りやすく解説しています。

 

 

家造りで失敗しない為にはどうすべきか?

 

 

どんな住宅建築会社を選ぶべきか?

 

 

など様々なジャンルの解説動画があります。

 

 

私が松尾さんの動画を見て感じた事は

 

 

「やっぱり、私が考え実践してきた家造りは間違っていなかったんだ!」と・・・・

 

 

家造りには正解と不正解があります。

 

この違いが分かるようになれば家造りで失敗する事はありません。

 

松尾さんの動画を全て見れば、やっぱり本物の住宅はコレなんだな・・・と感じるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

どこにお金をかけるべきか?

2021.01.27

住宅の価格は数千万円という大きな金額になりますが、どこにお金をかけるべきか?と考える人は多くありません。

 

 

例えば

 

 

豪華に見えるよう外壁はタイルにしたい

 

 

出来るだけ広く見えるよう平屋にしたい

 

 

キッチンや浴室はオシャレにしたい

 

 

インスタ映えする家にしたい

 

 

など人によってお金をかける部分は様々です。

 

 

しかし、上記のような部分にお金をかけたとしても、こんな生活が待っていたらどうでしょうか?

 

 

外壁をタイルにしてお金をかけたが、ほとんど室内にいるので外観を見ていない

 

 

出来るだけ広く見えるようにしたが、結局は家族が部屋の隅に集まって生活している

 

 

キッチンや浴室にお金をかけたが、交換時期が来るのでもっと安価な商品にすれば良かった

 

 

インスタ映えするような家にはなったが、今振り返ると数年前の流行でしかなかった

 

 

という結果になる可能性もあります。

 

 

このような住宅とは真逆の提案をするのも当社の特徴です。

 

 

豪華さは追求せず、そこに暮らす家族とマッチした外壁を選択する

 

 

人は座って半畳、寝て一畳なので、必要最小限の空間にする

 

 

キッチンや浴室は交換時期が来るので、リーズナブルな商品をチョイスする

 

 

インスタ映えする見た目重視の家ではなく、住み心地重視の家を提案する

 

 

どんな家を造るのか?ではなく、どんな生活が出来るのか?にフォーカスするのも当社の特徴です。

 

 

「う~んいい家だな・・・」と外から眺めるのは初めだけです。

 

 

「外観がどうの・・・」「内観がどうだ・・・」という事よりも暮らしてみて家族がどう感じるか?が重要です。

 

 

住んで快適、省エネな住宅は、これから30年後も同じ価値を持つのです・・・

 

 

 

 

 

 

 

なぜ高性能住宅を造らないのか?

2021.01.26

住宅建築業者は国内に星の数ほど存在します。

 

 

 

「全ての会社が高性能住宅を造ればいいのにな~」と考える事がありますが、実際にはごく少数の会社しか造っていないのです・・・

 

 

その理由はズバリ、受注しやすいか?否かです。

 

 

高性能住宅は省エネで住み心地が良い反面、建築費用が高額になります。

 

 

費用が高額になれば受注が困難になるので、高性能住宅ではなくデザインなどの見た目を重要視した住宅を提案するのです。

 

 

私達は建築費が高額にならないよう、自社の経費を極限まで圧縮して手が届く価格帯の住宅を提案しています。

 

 

 

一般的な住宅に比べれば、当社の提案する住宅は高額になります。

 

 

しかし、住宅の建築費と光熱費で比べてみるとほとんど変わりはありません。

 

 

仮に月1万円光熱費が安ければ、年間12万円×35年=420万円の差が発生します。

 

 

2000万円かけて、そこそこの住み心地の住宅に35年間我慢して暮らすか?

 

 

2420万円かけて、最高の住み心地の住宅に35年間快適に暮らすか?

 

 

双方支払う金額は同じなら、答えは決まっています。

 

 

 

 

 

会社経営は難しい!?

2021.01.25

会社の経営は難しいのか?という質問に対し私はこう答えます。

 

 

難しく考えれば難しいが簡単に考えれば簡単である。

 

 

この表現は、会社経営とは様々な局面があり一言で言い表せないからです。

 

 

提供するモノが時代にマッチしていて、売り上げがある程度見込めたとしても利益が思うように確保出来ないケースもあります。

 

 

あるいは、その会社で働くスタッフの問題を解決しなければならない場合もあります。

 

 

社員数は多すぎず、少な過ぎずベストな社員数にする必要もあるので、売り上げや利益とにらめっこしながら会社の固定経費を設定する必要もあります。

 

 

売上や利益、社員数や固定経費、お客様満足度など様々な視点からビジネスを見る必要があるので、簡単そうで簡単ではないのが商売の基本なのかもしれません。

 

 

私はビジネスを難しく考えないタイプの経営者なので、あまり難しいとは感じてません。

 

 

どんな時代が来ようとも最後に残るのは本物だけなので、「本物の住宅だけを造ればそれでよし!」と考え日々経営しています。

 

 

 

 

 

高性能住宅を造るきっかけ

2021.01.24

オカケンホームは平成8年11月1に起業しました。

 

 

当時の私は28歳で大工の職人でした。

 

 

朝日が昇る前から寅一の作業服に身を包み地下足袋を履いて弁当を持ちタオルを1本首にかけて現場へ向かう日が続きました。

 

 

私は現場で大工の仕事をしながら休憩時間には、日本国内の住宅会社の資料に目を通していました。

 

 

「これからの時代はどんな住宅を造ればよいのだろうか?」

 

 

「洋風?和風?ツーバイフォー?輸入住宅????」

 

 

しかし、どの住宅建築会社のカタログを見てもピンと来るものはありませんでした・・・

 

 

ある日、いつのもようにどんな住宅を造るべきか?考えていた時に化石燃料の枯渇の話をする人がいました。

 

 

当時の学者達は「あと30年で地球の燃料が枯渇する」と予想していました。

 

 

私は「これだ!」と感じ化石燃料を使わない高性能住宅を建築する事を決めたのです。

 

 

関東圏で高気密・高断熱住宅を造る会社はほとんどなく当時県内に数件しかありませんでした。

 

 

何のノウハウもない中、北海道の札幌に本社を置く会社と業務提携し技術を教えてもらう事になりました。

 

 

この会社の指導のお陰で、外壁ウレタン断熱100ミリ、天井セルロースファイバー断熱250ミリ、樹脂サッシ+ぺガラス、第三種換気システムの住宅を建築出来るようになりました。

 

 

これが第一棟目の高性能住宅の建築であり私達の家造りのルーツです。

 

 

あれから24年が経過しますが、当時考えていた化石燃料を使わない高性能住宅造りの考えは1ミリも変わりありません。

 

 

いよいよ、時代が私達に追いついてきたのかもしれません・・・

 

会社存続の危機は誰でも経験する!?

2021.01.23

昨日は友人の会社経営者とこんな話をしました。

 

 

「最近、飲食店の経営が厳しいですけど私も40歳の時に会社存続の危機がありましたよ・・・」

 

 

「今が飲食業の踏ん張りどころでしょうね!」

 

 

と友人から話がありました。

 

 

私は「順風満帆のように見えたけど、そんなに厳しい時期もあったんだね」

 

 

友人は「そうなんすよ、本当に会社が潰れるかと思いました・・・」

 

 

実は私も過去に同じような経験がありました。

 

 

ある年の秋頃、商談しているお客様が3件あり1件づつ契約する予定でした。

 

 

1件目のお客様と商談していると、「実は他社に決めようかと思っているので・・・」と断りの話がありました。

 

 

私は「でもあと2件あるから何とかなるだろう!」と考えていましたが、現実はそんなに甘くはありませんでした。

 

 

2件目のお客様の所へ行き商談していたら「あの~別の会社に決めちゃいました・・・」と断られたのです。

 

 

焦った私は何とか3件目のお客様と契約出来るよう努力しましたが、まさかの3件目のお客様からも断りの連絡がありました。

 

 

受注がゼロだった事でこの年の10月から12月までの3か月は仕事がない状態が続きました。

 

 

「もしも今後の3か月で受注出来なければ、会社が潰れるかもしれない」と考えるようになりました。

 

 

これは私の経験談ですが、どんな会社でも会社存続の危機はあるようです。

 

 

今、非常に厳しい経営状況にある会社も少なくありませんが、この苦境を乗り越えられれば安定した時期が待っているかもしれません。

 

 

 

 

 

 

女性スタッフでも出来る!?

2021.01.22

昨年から女性スタッフの業務内容が追加されました。

 

 

今までは

 

 

①図面の入力業務(CAD入力)や設計業務

 

 

②積算・見積もり業務

 

 

③お客様との打ち合わせやアフターサービス

 

 

でしたが、上記の業務の他に下記の内容が追加されました。

 

 

④工程表作成業務

 

 

⑤現場の受発注業務

 

 

⑥職人さんの手配や段取り業務

 

 

①~③までを女性スタッフが担当するのは一般的ですが、④~⑥を担当するケースは稀です。

 

 

その理由は、「男性スタッフでないと出来ないのでは・・・」という今までの固定概念があるのかもしれません。

 

 

私達はどんな事にもチャレンジする集団なので、今まで男性スタッフが担当していた仕事でも女性スタッフがチャレンジしています。

 

 

私は内心「でも、本当に出来るかな・・・」と半信半疑でしたが、何の問題もなく女性スタッフはこなしています。

 

 

恐るべし、女性スタッフのパワー!

 

 

最近は「男性スタッフがやるよりも女性スタッフの方が向いているのでは?・・・」と感じています。

 

 

もちろん、今までの業務に新しい仕事が追加されますが、女性スタッフ数人で仕事をシェアして負担がかからないようにしています。

 

 

今後は、初期面談からヒアリング、設計から打ち合わせ、現場の段取りからアフターサービスまでワンストップで女性スタッフが担当出来る体制を築く予定です。

 

 

 

 

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