追加の嵐にご注意下さい

2021.05.31

住宅には数多くの建材や部材が必要になり、どの商材を選んだら良いか?という難しい問題があります。

 

 

大抵の場合、住宅建築業者が勧める商品を取り入れますが本当にそれで良いのでしょうか?

 

 

答えはNoです

 

 

その理由は、住宅建築業者はコストを抑える為に各部材のグレードを上げません。

 

 

というか、性能の高い部材を採用すると建築費が驚くほど高くなってしまうので、ある程度のグレードの商品を勧めてきます。

 

 

業者「24時間換気システムは、第三種換気がお勧めです!」

 

 

施主「でも第一種換気の方が良いらしいので変更出来ますか?」

 

 

業者「変更出来ますが、追加費用が発生します」

 

 

とこんな会話が繰り返されます・・・

 

 

断熱や換気や窓のグレードを上げると凄まじい追加費用が発生するするケースは少なくありません。

 

 

時には200万円・300万円の追加費用を提示される事もあります・・・

 

 

つまり、住宅建築業者の都合の良い価格帯にする為に各部材を選定しているので、グレードアップすると追加・追加の嵐になる事も少なくありません。

 

 

こうした後だしジャンケンのような商法は合法でありながらも非常に悪い住宅建築業界の慣習です。

 

 

もちろん私達は後出しジャンケンはしない会社であるのは、皆様もご存じかと思います。

 

 

 

10年後にかかるコストも考える

2021.05.30

住宅は建てたら終わりではなく、新しい生活のスタートです。

 

新築住宅も10年が経過すれば、交換が必要な設備機器も出てきます。

 

給湯器などは10年以上の耐用年数がありますが、エアコンは交換の時期になります。

 

私達が造る住宅は床下に1台と2階に1台のエアコンを取り付けするケースが大半です。(リビングに追加し3台のケースもあります)

 

このようなケースでは、2台の交換で済むので費用は20万円~30万円程度で済みます。

 

しかし5台のエアコンがある家は50万円~75万円の費用となってしまいます・・・

 

もちろん10年間の光熱費は倍以上であり、交換時期の費用も倍以上となる計算です。

 

そしてまた10年が経過すれば交換時期がやって来るのです。

 

そこに50年暮らす事を考えると交換が5回となり数百万円の交換費用がかかるのも事実です。

 

住宅を建築する際に性能にお金をかけてエアコンの台数を抑制するのは非常に重要です。

 

どっちが得か?よく考えてから住宅建築の計画をするべきなのです・・・

 

 

住宅選びは非常に難しいのですが、見た目に躍らされてはいけません。

 

10年後・20年後・30年後にどの位のコストが発生するのか?を予測する必要があります。

 

 

ネガティブな思考では未来が暗くなる!?

2021.05.29

私はどんな時でも物事をポジティブに変換します。

 

 

「今日は忙しかったな~体はクタクタだけど仕事が忙しいのは良い事だ!」

 

 

「今週もお客様からのクレームがあったけど、本心を聞けて良かった!これで今後は改善出来る!」

 

 

「今までの協力業者さんは離れてしまったけど、また新しい業者さんが見つかるはずだ!」

 

 

こうしたポジティブな思考とは逆のネガティブに物事をとらえると・・・

 

 

「今日も忙しく体はクタクタ・・・何でこんなに多くの仕事があるのだろう?」

 

 

「お客様からのクレームが毎週あって嫌だな・・・何で私がクレームを聞く役目なんだろう?」

 

 

「協力業者さんが離れてしまい、仕事を頼めなくなってしまった・・・どうしよう?」

 

 

前者は語尾が!なのに対し後者は?で終わっています。

 

 

この!と?には大きな差があります。

 

 

それは、自身の心の中で問題が解決しているか?否かという点です。

 

 

私は良い事も悪い事も前向きにとらえるので、どんな出来事もその日のうちに完結します。

 

 

しかし、後ろ向きで物事をとらえるとその日の内に物事が完結しません・・・

 

 

つまり、心の中で問題点がモヤモヤが残るのです。

 

 

人生モヤモヤしている暇があるなら、問題解決に時間を使う!

 

 

悩んだり困ったり、モヤモヤしている時間をゼロにしてポジティブシンキング!

 

 

元気と熱意があれば、どんな問題もすっ飛んでいきます!

 

 

しっかりと寝て、ガッツリ食べて、大きな声で話し、大声で笑えば大抵の悩みなどすっ飛んでしまいます。

 

 

自分の心の中をポジティブにするには、物事を自分の頭で前向きにとらえる事です。

 

 

そして、ポジティブな行動を起こすと心の中の悩みはどこかに消えていきます・・・

 

 

頭で考え、行動し、心の中を変えるのも私の人生で大切にしているルーティーンです。

 

勝算があるかどうか?ではない

2021.05.28

ビジネスには計画が必要でありそのビジネスに勝算があるか?否かは重要なポイントです。

 

 

しかし、勝算があれればビジネスは成功し勝算がなければ失敗するのでしょうか?

 

 

答えはNOです。

 

 

その理由は私の実体験で説明出来ます。

 

 

私は約24年前に起業しましたが、当時はお金なし、コネなし、スキルなしの状態からビジネスを始めました。

 

 

当時の私は28歳でゼネコン現場監督時代のスキルはあったものの営業経験ゼロの素人同然でした。

 

 

大工の経験はあったものの住宅の設計は未経験でした・・・

 

 

こんな私は無謀にも「今年は住宅建築の元請けになる!」とスタートしたのです。

 

 

当然ですが、3か月間知人や友人や仕事関係の方に会い「誰か住宅を建築する人はいませんか?」と聞いても「はいいますよ!」という人とは出会えませんでした。

 

 

つまり、技術も知識もなく完全に負け戦状態で始めた状況でしたが、なぜか1棟目のご紹介があり2棟目3棟目と受注出来たのです。

 

 

1年を通算すると2億円弱の受注を私一人で行い、仲間に設計を依頼して何とか住宅建築会社の元請けとしてスタートしたのです。

 

 

運が良かったといえば、そうだったのかもしれませんが、私の実体験では完全に勝算のない勝負だったのは間違いありません。

 

 

しかし、勝負には勝てたという現実があります。

 

 

負けると思えば負け、勝てると思えば勝てない事はない!

 

 

何事もやってみなければ勝負の行方はわからないのです・・・

 

 

 

資材価格の高騰がどう影響するか?

2021.05.27

住宅建築資材の高騰が止まりません。

 

 

木材の価格上昇は、1割・2割アップは当たり前で毎月値上がりしています。

 

 

木材だけに限らず、電線などの部材を始め全ての材料価格が上がっています。

 

 

こうした流れは誰にも止められないので、私達は提示された金額で住宅の資材を購入するしかありません・・・

 

 

ここで問題なのが、価格の上昇分をお客様に提示出来るか否かです。

 

 

すでに契約しているお客様へ価格アップ分の追加費用を提示するのは難しいのが現実です。

 

 

これから見積もり提出するお客様には理由を説明し価格アップ分はいただくしか方法はありません・・・

 

 

今の状況は、会社の利益の中から資材の価格アップ分が差し引かれている状況であり会社にとっては非常に問題なのです。

 

 

こうのような資材価格の上昇は今後も続くと予想出来るので、対策が必要なのは言うまでもありません。

 

例年の事業計画をしても不確定要素だけが残る

2021.05.27

企業は次年度の計画を行う必要があります。

 

 

売り上げや利益、経費などを想定し会社が存続出来る数字を算出します。

 

 

しかし、これはある種の妄想であり現実は不確定要素の塊なのです・・・

 

 

計画通リに事が進めば良いのでしょうが、現実的には非常に厳しい数字になるケースは少なくありません。

 

 

特に私達のような地方の零細工務店は受注が続く保証はなく、あの手この手で受注につなげているのです・・・

 

 

私は次年度の事業計画をある程度考えますが、売り上げ目標や利益目標を掲げた事は一度もありません。

 

 

だって、未来は不確定要素の塊なのだから次年度の計画は絵に描いたモチになる確率が高いからです。

 

事業計画という妄想を膨らませるよりは、現実的にお客様のどう感じてもらえるか?にフォーカスする方が重要です。

 

 

お客様の心の中に幸福感を感じてもらえるようになれば、次年度の業績は良い方向へ向かうと考えています。

 

 

見えるお金よりも、見えない心の中を重要視するのが私の経営哲学で重要な部分です。

 

 

協力業者さんに感謝して1日が始まる

2021.05.26

私は毎朝5時に起床し30分程度近所を歩いています。

 

 

家から出ると私の身の回りの人達に感謝の言葉を言いながら歩きます。

 

 

「オカケンホームに協力してくれる業者さんに感謝します・・・」

 

 

こうしたルーティーンは約10年前から続けていますが、この頃から協力業者さんの体制が少しづつ変化していたように感じています。

 

 

当時私達に協力してくれる業者さんは約30社ありましたが、その中の数社は私達から離れ新しい協力業者さんが現れました。

 

 

私達から離れた業者さんは、私達に対し協力的ではない事も多かったように感じています。

 

 

新しい協力業者さんは、私達と歩調を合わせ同じ方向を向いてくれます。

 

 

つまり、協力業者さんが入れ替わる事で悪い流れは断ち切り新しい良い流れになったのです・・・

 

 

これは、私自身や私達の会社が変化した事により、協力業者さんも変化したという現象です。

 

 

自分の気持ちが変われば周りの人達の意識も変化し、良い方向へ導かれる!

 

人の心の中のあり方は様々です。

 

 

不平不満を感じている人

 

 

他人の生活を羨む人

 

 

モノやお金を欲しがる人

 

 

人間誰しも欲望があるので、こうした気持ちは心のどこかにありますが、自分ひとりで生きている訳ではありません。

 

 

自分の身の回りの人に感謝して1日をスタートすると、人生は一変します・・・

 

 

悩みからは解放され、何事も上手くいく道に導かれるのです。

 

 

良質な住宅を造る事の意義

2021.05.25

住宅建築業者は数あれど、家造りに対しどのように考えているのか?は様々です。

 

 

「前年度よりも売り上げアップ出来る住宅を販売したい!」

 

 

「広くて豪華な住宅を造りたい!」

 

 

「他社と差別化した住宅を造り会社を存続させたい!」

 

 

など各社異なる家造りのコンセプトを持っています。

 

 

私達が考える家造りとは、良質で資産価値のある住宅を建築する事に意義があると考えています。

 

 

良質で資産価値のある住宅とは、高性能であり住み心地が良く光熱費が低く抑えられる住宅を意味しています。

 

 

広さや豪華さ、見た目やデザインとは無縁の住宅です。

 

 

私達が重要視しているのは、上記のような見えるものではなく目で見えないものです。

 

 

目で見えないもの???

 

 

それは、その住宅に暮らすことで感じる幸福感や高い省エネ性で得られる経済的な豊かさです。

 

 

こんな事を考えて家造りに取り組む住宅建築業者はほぼ存在しませんが、私達の考え方は同業他社と全く異なるのです・・・

 

 

異端な考えを持ち他社に類を見ない住宅を建築するからこそ自社の存在意義があるのです。

 

 

 

損益分岐点

2021.05.24

事業には損益分岐点という重要なキーワードがあります。

 

 

これは、事業が赤字になるか?黒字になるかの分かれ目であり、このポイントを上回るよう事業を進める必要があります。

 

 

例えば、美容に関する事業を行うとします。

 

 

家賃が月13万円、機材のリースが10万円、自分の給与が25万円、その他経費が2万円のケースでは、月の固定経費が50万円となります。

 

 

このケースでは、損益分岐点が50万円となり、これを上回れば黒字、下回れば赤字になります。

 

 

50万円の売り上げを確保する為には、お客様の人数と単価が重要になります。

 

 

1人1万円の単価なら50人のお客様が必要になるので、何らかの方法で集客する必要がありますが、この集客に費用をかけてしまうと損益分岐点は上昇します。

 

 

つまり、集客に費用をできるだけかけずに50人の集客ができれば損益分岐点をクリア出来る訳です。

 

 

この点さえしっかり頭の中に入れておけば商売で失敗する確率は格段に低くなるのは言うまでもありません。

 

 

ビジネスの世界では当たり前のお話ですが、この点をしっかりと把握している経営者は意外と少ないのが現実です・・・

 

 

 

こんなに食べたら太ってしまいます・・・

 

 

肥満の分岐点もあります。

 

 

必要な栄養だけをとり、肥満の分岐点を超えない食生活も必要ですが、私は時に分岐点を突破する事もあります・・・

 

 

 

 

一番大切なものは見えない

2021.05.23

世の中には見えるものと見えないものがあります。

 

 

見えるものとは、車や住宅やお金など数多く存在します。

 

 

見えないものは、信用や信頼など人の心の中にあるものであり、私は目で見えるものよりも見えないものを重要視します。

 

 

人が感じる喜びや幸福感、会社を信用する信頼関係などがそれです。

 

 

見えるものは突然消失し手元からなくなるケースがありますが、見えないものは急になくなりません・・・

 

 

住宅建築会社で見えるものといえば、会社の社屋や展示場や社員などですが会社経営が傾けば一瞬でなくなってしまう可能性があります。

 

 

しかし、見えない信用や信頼関係や顧客の幸福感は簡単になくなりません。

 

 

人の心の中にあるものを大切にするのが私流です。

 

 

自分を取り巻く人達にどう感じてもらえるか?にフォーカスして生きると全ての物事が上手くいきます。

 

これは宇宙の法則というか、なんらかの法則によりそうなっているのかもしれません・・・

 

 

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