バットを振らない投資術②
2022.12.13
前回の続きですがお付き合い下さい。
私が不動産投資を始めたのは今から11年前で43歳の時で、投資を始めたきっかけは、ある不動産投資家との出会いでした。
私はその投資家を師匠と位置付け様々なスキルを学びました。
師匠「オカケンさん、不動産投資は100物件見てバットを振らなくても損はないんですよ・・・」
私「それでは、投資家になれませんよね?」
師匠「確かにそうですが、101回目に見た物件がど真ん中のストレートならバット振って下さい」
師匠が言いたい事は、市場に存在する物件をすぐに買うのではなく、100の物件を見て「これだ!」という物件だけを購入するというものでした。
私はこの手法で投資物件を検討するので、市場に存在する物件のほとんどを購入しません。
野球では、ボール球なので見送りです。
野球の世界では、見送りの三振や見送りのフォアボールがありますが、投資の世界ではそれがありません。
つまり、直球ど真ん中のベストボールを何年待ち続けても良いのです。
でも、そんな長い時間待っていたら投資家になれないのでは?と考えがちですが、実はそうでもありません。
直球ど真ん中の物件は意外とあるもので、時には年に複数回情報が入るケースもあります。
また、優良な情報を持つキーパーソンと知り合えば情報は更に入りやすくなります。