開口部の温度が左右する

2024.12.30:

住宅には開口部(窓)が必須であり、どのような住宅も窓を配置します。

 

 

この開口部にはガラスが取付されるので、外壁面に比べガラス面は断熱性能が劣ります。

 

 

住宅から逃げる熱や侵入する熱全体のうち約半分が開口部からの侵入やロスになる事を考えると、ガラス面の断熱性能は非常に重要である事がわかります。

 

 

特に秋から冬にかけて気温が低下する時期は、いくら室内の温度を上昇させてもガラス面の温度は外気に左右されやすく温度上昇させる事は困難です。

 

 

例えば、室温を20℃に設定しても外気温が10℃の場合ではガラス面が10℃位になってしまいます。

 

 

このケースでは室温は低くないものの、ガラス面の温度が低いので体感温度は20℃に感じず。15℃程度になります。

 

 

つまり、開口部の温度を制する住宅は、住み心地を制すると言っても過言ではありません。

 

 

もちろん私達が造る住宅の開口部(窓)のガラスは業界内NO.1レベルの断熱性能があるので、冬季に窓付近に手を当てても冷たく感じません。

 

 

弊社実験棟で一度お試し下さい。

 

 

開口部は広ければ良いというものではありません。

 

 

開口部が広ければ広いほど耐震性能と断熱性能は低下します。

 

 

住宅専門誌を見ると、南面のほぼ全てが窓という住宅も存在します。

 

 

それなりに耐震設計をしているようですが、断熱設計は素人と言わざるを得ません。

 

 

住宅専門誌に掲載される住宅のガラスのスペックは、一般的なペアガラスのケースが多く、このレベルでは断熱性能が期待出来ないのです。

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