社員大工の育成
2025.11.6:
昨年秋、大工の職人の小林君が入社しました。
彼は社員の大工ですが、近年の住宅建築会社では社員大工という存在はごく少数のように感じます。
昔の工務店は社長が元大工や社員の大工を抱える建築屋が大半を占めていましたが、この30年で社員大工は激減し大半は外注の大工さんになりました。
私は小林君の入社をきっかけに社員大工の育成に舵を切ろうと考えており、大工の仕事をしたいという人を募集しています。
1人また1人と大工職が増え将来的には小林親方を含め4名の体制にしたいと考えています。
4名の大工職人となれば実力差はあれど年間12棟の施工が可能になり、社員大工では足りない時は、外注の大工さんの協力も得て年間15棟~20棟の施工も視野に入れています。

私は施工棟数増よりも施工の質を重要視します。
たくさん造るよりも良質な仕事が出来る大工さんに仕事を頼みたいのです。
こうした考えから社員大工の育成という発想になりました。
大工職は年々減少傾向にあるので技術の伝承という事も考えれば社員大工の育成は必須なのかもしれません。
