デザイン性を重視しすぎて・・・
2022.04.5:
住宅にはそれぞれのデザインが盛り込まれています。
数寄屋風のデザインだったり、シンプルでモダン系のデザインもあります。
私達がお勧めするログハウス風のデザインなども個性的なデザインの1つです。
どのデザインが優れているという事ではなく、建築主の好みに合わせたデザインを採用するのが一般的です。
しかし、デザインを追求し過ぎて住宅の耐久性を損なったり、住み心地が悪くなるケースもあります。
軒や庇を取り入れない住宅が建築されていますが、軒がない住宅は雨が直接外壁に当たるので外壁の耐久性は落ちてしまいます。
また庇がなく日射が直接室内に入ると夏季には室温が上昇してしまうデメリットもあります。
つまり、デザイン性は重要なのですが、耐久性や快適性を損なうような設計はNGなのです。
この点に気づいていない建築業者や設計者は、平気でデザイン重視の住宅を設計し建築しています。
同業他社として大変お粗末だと感じています・・・
私達は、デザインを重要視しつつも耐久性や快適性を具現化する設計集団です。
この実検棟も夏の日差しは庇でシャットアウトしつつ、冬は階段の手前まで日差しが入るよう設計しています。
日射遮蔽の設計は快適に暮らす上で非常に重要です。