インフレと生産性の関係

2025.03.10:

企業活動で重要な要素として、売上・利益率・生産性があります。

 

近年のインフレ時に売上が横ばいの場合、生産性が落ちている可能性があります。

 

例えば

 

インフレ前に7千円の商品を10万個販売し売上7憶円の会社が物価上昇により商品価格を1万円に上げ7万個販売し売上7憶円だったとします。

 

利益率と売上は同じなので物価上昇前と同じ利益にはなりますが、商品の販売数が減っているので生産性は減少しています。

 

このような現象を問題視しないない経営者も存在しますが、大きな問題があります。

 

それは、10万個販売できる生産能力があるのに7万個に販売数が落ち込んでいるという事は企業活動が衰退しているのです。

 

この点に気づかない経営者は少数派だと思いますが、近年の売り上げが横ばいの会社であるとしたら問題がどこかにあるという事を認識しなければなりません。

 

弊社でも近年の売り上げは横ばい傾向にあります。

 

売り上げや利益率の落ち込みはないので会社は運営出来ていますが上記の例と同様に生産性は落ち込んでいます。

 

現在のマーケットは受注が困難なので仕方ありませんが、何らかの改善が求められているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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