気密性の重要性
2025.03.4:
高性能住宅と言えば高断熱・高気密というイメージがあります。
断熱材を厚くしたり高性能な断熱材を採用すれば比較的簡単に高断熱は実現出来ます。
しかし高気密については独自のノウハウや施工技術が必要であり簡単には高気密に出来ません。
気密シートや気密テープ、発泡ウレタンやなどの部材を使い住宅の隙間を塞ぐのですが、いくら隙間を塞いだところで隙間がどの位になったのかを測定しなければ実際に高気密になったのかは実証出来ません。
気密工事終了後に気密測定を行えば隙間がどの位あるのかは把握できますが、全棟気密測定を行う住宅建築業者はごく少数であり大手ハウスメーカーも測定しないのが大半です。
ではなぜ大手も含め全棟気密測定しないのでしょうか?
その理由は、もしも全棟気密測定したら全ての住宅が高気密ではない可能性が高いのかもしれません。
私達は28年間高性能住宅を建築した経験とノウハウがあるので分かりますが、経験やノウハウのない一般的な会社で高気密を実現するのは非常に難しいのです。
本物の高性能住宅を選ぶのであればこんな質問をしてみましょう
「御社は全棟気密測定していますか?」
「もし、していないとしたらなぜですか?」
この答えに即答出来る会社とそうでない会社があります。
「弊社は中気密なので・・・」という回答や
「全ての現場では測定していませんが、モデルハウスの気密の数値は・・・」という回答かもしれません
質問に対し回答があいまいな場合は、本物の高気密住宅を造る会社ではないのかもしれないと考えた方が良いでしょう。