著名な建築家の設計
2025.05.5:
日本国内で著名な建築家は存在します。
有名な建築家の設計する建物は本当に素晴らしいのか?という素朴な疑問について解説します。
日本は明治時代から近代建築が盛んになり丹下健三、磯崎新、黒川紀章、安藤忠雄などは有名です。
しかし著名な建築家が設計した建物が全て良質な建築物とは限りません。
東京オリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場を設計した有名な設計者が過去に日本各地で設計した建物が大きな問題を抱えているようです。
この設計者は木材を多用し屋外に杉の木材を採用する傾向にあり、建築して20年程度で木材が腐食するという問題が数多く起きています。
高崎市でも駅前にある教会の屋根に杉の木材が使用されていますが、私が見る限りあと数年で木材は腐食すると予想しています。
屋外に採用する木材は杉やヒノキではなく、東南アジアに生息するセランガンバツやイペなどが腐食に強いと言われています。
上記の木材は非常に重く水の中に入れると沈んでしまう位重量があり、船の甲板などにも採用されている耐久性の高い木材です。
私達がウッドデッキで採用する木材はもちろんセランガンバツなどの良質な木材です。
価格はお安くありませんが耐久性は抜群で他の木材とは比較になりません。
話は元に戻りますが、高額な設計費を著名な建築家に支払うのであれば、それなりの木材を選んで欲しいものです。
見栄えのする建物の設計は出来ても素材選びが素人で耐久性の低い建築物になったのでは全く意味がないと私は感じます。