長続きしない

2024.09.19:

近年弊社には数人の若い男性スタッフが入社しました。

 

 

しかし、入社したスタッフの全てが1年未満で退職しています。

 

 

退職の理由は様々のようですが我慢が足りないように感じます。

 

 

どんなに素晴らしい会社でもどんなに給料が高い会社でも実際に働いてみると「あれ、こんなはずではなかったのに・・・」と感じる時期があります。

 

 

ここで我慢が出来れば1年・3年・5年が経過して自身のスキルも向上し会社に貢献できるようになり会社がどのように運営されているのか?が理解出来るようになります。

 

 

自分の置かれている立場はどのようなものなのか?や自分は何をすれば会社に貢献出来るようになるのか?を自問自答するレベルに達するのもこの時期です。

 

 

すると言動や行動が変わり給料も上がる良いスパイラルになります。

 

 

しかし、入社1年未満であれば上記のような社員のレベルには達しておらず、子供が不平不満を言っているのと同じ状態です。

 

 

これは世代ギャップで片付けられる話ではありません。

 

 

3年我慢出来れば新しい世界が見えるのですが若い社員は我慢が出来ないようです。

 

私は工業高校卒業後、約8年間地元の中堅ゼネコンに勤務していました。

 

私の中で我慢した記憶はありませんが、1日でも早く一人前の現場監督になりたいと考え1日1日を全速力で走り続けました。

 

時には大きな失敗をして挫折した事も一度や二度ではありません。

 

その後、2年間大工として地下足袋を履いて現場で大工仕事を学びました。

 

寅一の作業着を身にまとい釘袋を腰に下げ早朝から日が暮れるまで大工仕事に没頭しました。

 

この時も我慢した記憶はありませんが、1日も早く一人前の大工になりたい!と考えていました。

 

自分が決めた道であるならば、どのような環境であろうとも全速で突き進めば余計な事は考えないのです。

 

 

 

 

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