家造りは夏を旨とすべし?

2024.08.20:

吉田兼好の徒然草の中に「家造りは夏を旨とすべし」という表現があります。

 

 

家造りにおいて冬は厚着をしたり暖を取れば過ごせるが、夏の暑さはどうにも出来ないというものです。

 

 

この時代にはエアコンはありませんので当然と言えば当然の内容ですが、現代の世の中ではあてはまらないのは言うまでもありません。

 

 

しかし、夏の日射遮蔽は重要でありこの対策をしない住宅は室内温度が上昇するので注意が必要です。

 

 

軒や庇で太陽の日差しを遮るよう設計する必要があるのはもちろん、開口部から熱が侵入しないよう高性能なガラスを選ぶ必要もあります。

 

 

ある意味、家造りは夏を旨とすべしという内容は現代でも通用するのかもしれません。

 

県内の夏は35℃を超える日が続きます。

 

気温も高温になるので、断熱性の向上や気密性の高い住宅である必要があります。

 

群馬県の夏の気温や太陽の日差しの状況を考慮した住宅設計が重要になります。

 

これらに配慮した住宅は、夏涼しいのはもちろん冬も暖かく光熱費が抑えられます。

 

 

 

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