会社の利益は誰のものか
2024.08.4:
企業は1年で決算をして利益が出たか精査します。
仮に利益が出そうな場合、この利益は誰のものなのか?という素朴な疑問が浮かびます。
上場企業なら株主還元や設備投資、内部留保という選択になるのでしょうが、中小企業は少々異なると私は解釈しています。
納税に躊躇はありませんが、出来るだけ次の年に利益を移しておきたいと考えるのが中小企業の経営者です。
となれば、必要なOA機器や備品の購入をしておいたり車両の入替を行うのも有効な手段です。
この他にもいくつか節税の方法はありますが、私は社員へ還元するのも1つの方法だと考えています。
決算賞与で会社の利益を社員へ還元するのも弊社の手法です。
その年の利益に応じて社員へ利益を還元する事で社内のモチベーションは向上します。
こうしたモチベーションは表に現れないので数値や数字で証明出来るものではありません。
しかし、確実に社員1人1人の心に中に何かが刻まれる事は確かです。
だって、もし私がこの会社で働く社員だったとしたら決算賞与は欲しいと考えるでしょうし、いただけるのであれば会社にもっと貢献したいと考えるからです。