無垢材は良くないのか?!
2022.04.19:
私達が勧める床材は無垢材かほぼ無垢材のような複層厚張り単板の床材です。
しかし、無垢材にはイメージが悪い人も存在します。
なぜ無垢材のイメージが悪いのでしょうか?
床板がささくれてトゲが刺さった事がある
床板の間に隙間が出来てゴミが溜まる
傷がつきやすく汚れも目立つ
などが上げられます。
上記の問題は床板の材質が針葉樹である可能性あります。
針葉樹は、ささくれやすくトゲが刺さるケースがあり、床板自体の収縮が大きいので隙間も出来やすいという問題があります。
また、針葉樹は柔らかいので傷がついたり汚れが目立つというデメリットもあります。
杉や松などの針葉樹を床板として勧める建築会社もありますが、私達がもし針葉樹の床板を勧めるとしたら、国産のカラマツか欧州のパイン材です。
これらの床材は針葉樹であるものの、比較的針葉樹のデメリットを克服しているので安心してお勧め出来ます。
こうした広葉樹に対し広葉樹は上記のようなデメリットはほとんどありません。
多少の傷がついたり、わずかな隙間や狂いも出ますが汚れやトゲの心配は考えなくて大丈夫です。
実験棟の床板は、広葉樹のリンゴアという床板を採用しています。
リンゴアは南洋材で花梨の一種で程よい硬さと美しい木目が特徴です。
私の自宅もリンゴアを採用しましたが、見た目はチークに似ており高級感もあります。