インフレの原因
2026.02.3
現在日本ではインフレが社会問題になっており、全てのサービスや物の値段が上昇しています。
「インフレの原因は円安である」という論者も存在しますが、実際にはそんな簡単なものではありません。
日本は生産労働人口が減り働き方改革により労働時間も減っています。
こうした背景から生産性が落ちており、需要があっても働き手不足になっている点があります。
荷物はあっても運ぶドライバーがいない
お客様はいるのに店員が雇用できず店を開けられない
工事はあっても職人さんがいない
こうした問題を解決するには、賃金を上げ働き手を雇用しなければならず、賃金上昇には利益率を上げなければなりません。
つまり、企業は今よりも多くの利益を確保しなければ人材の確保が出来ないのが現実です。
実際に企業の利益は上昇傾向にあり税収は過去最高を更新し続けています。
このような社会構造により物の値段は上がり、人手不足が慢性化しインフレが止まらないという構造になっているのです。
このような社会現象は今まで日本が経験した事がない不況下のインフレ(スタグフレーション)です。
労働時間の減少(基準労働時間よりも働く時間が短い人が増えている)
労働生産性の低下(働く時間が短いので生産性は上がらない)
人材不足(賃金が安いので人が集まらない)

時代は常に変化しています。
値上げなど出来ないと意地を張る時代から価格転嫁しないと生き残れない時代へとシフトしています。
早出、残業が当たり前の時代から時間外労働は禁止の企業も増えています。
日本で30年以上続いたデフレ経済からインフレ経済へ大きく転換したのは間違いありません。
