超高性能にするか?高性能にするか?

2025.12.28

住宅の性能は近年向上しています。

 

大手ハウスメーカーや中小の工務店でも高性能住宅を建築しています。

 

というか建築基準法により高性能住宅しか建築出来ないのが現実です。

 

どの会社も高性能住宅を建築しているものの全て同じ性能かと言えばそうではありません。

 

建築基準法上の断熱性能はクリアしているものの実際に住んでみたら「あれ、高性能住宅なのに寒くない?」というケースが大半だと予想します。

 

その理由は、数字上の断熱性能は高くても人が感じる体感温度は性能の数値が高いだけでは向上しないからです。

 

私達は過去に様々な断熱材や断熱工法、換気システム、窓ガラスの選定、気密の取り方などを試行錯誤してきました。

 

常に今出来る最良の断熱材を採用し最善を尽くした高性能住宅造りに取り組んできました。

 

その結果、現在採用する断熱材や換気やサッシなどに到達したのです。

 

つまり一般的な高性能住宅とは違う次元の住宅であるというのが私達の考えです。

 

文章で説明するのは非常に難しいので弊社実験棟で一度ご体感下さい。

 

高性能の建売住宅が近年増えています。

 

断熱性能を見れば高性能の部類に入りますが、住み心地が良いか?と聞かれれば「普通」というのが私の感覚です。

 

冷暖房すれば快適な室温になるものの、空気が乾燥したり寒く感じる時もあるのが一般的な高性能住宅です。

 

人が感じる体感温度はそれぞれなので何とも言えませんが、超高性能住宅を比較すれば差は歴然です。

 

実験棟では体験宿泊出来ます。

 

超高性能住宅はどのような住み心地なのか?をご体感下さい。

 

 

 

挑戦は続く

2025.12.28

私の家造り哲学の一部に「今日の家造りを明日超える」という考えがあります。

 

この考えは、今の家造りに甘んじる事なく少しでも良質な家造りが出来るよう変化する事です。

 

釘の種類を変える軽微な変更であっても、耐久性が上がるメリットがあるのはもちろん換気や断熱に関する部分であれば住宅性能が向上し住み心地アップや省エネ性が上がります。

 

今年は換気システムについて、各社メーカーの担当者から商品の性能などをヒアリングし価格も比較しました。

 

その結果、価格面・性能・メンテ性などが優れている換気メーカーが見つかったので、現在採用する換気に問題はありませんが今後新規採用する予定です。

 

 

天井断熱に関しても部材自体の変更や気密の取り方を変える検討をしています。

 

私は現場出身なので、毎週現場に行き職人さんが行う仕事を見ているとこんな事が頭に浮かびます。

 

「別の断熱素材を採用し、このように施工すれば気密性は向上し手間はかからないのに・・・」

 

「換気の配管ルートをこうすれば部材は少なく手間もかからなくなるのに・・・」

 

こうした気づきは現場で断熱工事や換気の工事を経験した事がないと頭にヒントが浮かびません。

 

今日造る住宅と明日造る住宅が少しづつ変化するのも弊社の特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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