長期優良住宅
2025.11.29
先日着工したお宅は長期優良住宅の申請を行い耐震等級3を取得した住宅となります。
この住宅は木造2階建なので基礎や木造軸組みの構造計算も行いました。
今回の基礎はべた基礎となりますが、内部の立ち上がりがない部分の直下は地中梁が入る仕様になっています。
土間配筋は10ミリから13ミリへサイズアップしたり、立ち上がり端部の配筋も上下1本づつ追加して2本になるなど一般的な配筋とは異なる施工になっています。

外部に面する立ち上がりと地中梁の下は捨てコンクリートが打設してあり、土間コンクリートの下は防湿シートを敷きます。
屋外の立ち上がりと土間コンクリートと地中梁は1回でコンクリート打設するので外部の立ち上がりには1回打ち専用の金物が配置してあります。
上記のコンクリートを打設し数日後、屋内の立ち上がりコンクリート打設します。
2回のコンクリート打設になりますが、土間と屋外の立ち上がりを一体で施工するので、害虫や雨水の侵入を防げます。
