木の香りがする家
2025.09.11
木造住宅であれば全て木の香りがするか?といえばそうではありません。
構造材である土台・柱・梁などは室内側の石膏ボードで覆われる為、室内に構造材が出る事はほとんどありません。
真壁和室がある家は柱の一部は見えますが、真壁を採用するケースは稀であり和室の大半は大壁なのが現代の住宅の特徴です。
では私達が造る住宅は木の香りがするでしょうか?
答えは「もちろん香りを感じます」
木の香りがする理由は、構造材の間を空気が移動し室内に入る仕組みになっているからです。
床下や天井裏も室内という解釈であり冷暖房した空気をファンで強制的に送風し構造材に触れた空気が室内へ入るよう設計されています。
弊社ではヒノキの柱と土台を採用しているのでヒノキの香りがする住宅となります。
木の香りには特殊な成分や効果があると言われています。
木造住宅をいくつか体感した方であれば弊社に入った時「この家は木の香りがする」と感じていただけると思います。
室内に外壁用の米杉の板を張るお宅もあり米杉独特の甘い香りがします。
米杉の他にも太柱である国産杉や米松の梁なども室内に見せるケースもあります。