シロアリの侵入を防ぐ

2025.08.13

現在建築されている木造住宅の基礎のほとんどは、べた基礎と呼ばれる耐圧土間コンクリートと立ち上がりコンクリートで構成されています。

 

 

この基礎の特徴は土間コンクリートにより土中の湿気や害虫を侵入させない効果があります。

 

しかし1つだけ注意が必要です。

 

それは玄関などの土間コンクリートと立ち上がりの隙間からシロアリなどの害虫が侵入する可能性があります。

 

一般的に立ち上がりコンクリート打設後、玄関外部の土間コンクリートを施工すると隙間が空きやすい傾向にあります。

 

こうした問題を解決するには立ち上がり基礎と玄関土間のコンクリートの間に何らかの措置を行う必要があります。

玄関土間コンクリートを打設する前の様子です。

 

立ち上がりコンクリートに差し筋をして型枠が組んであり、立ち上がりの差し筋上部にシロアリ返しが施工されています。

 

 

仮に立ち上がりコンクリートと玄関土間コンクリートの間に隙間が出来たとしても、この部材があればシロアリの侵入を防げます。

 

完成すれば見えなくなってしまう部分ですが、私達はこうしたひと手間を惜しみません

 

 

 

 

 

 

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