外壁材②

2025.06.11

前回はサイデイングの話をしましたが、今回は板張りやモルタルの外壁について解説します。

 

弊社の定番スタイルの1つに米杉の板張り外壁があり、この外壁材はウエスタンレッドシダーとも呼ばれています。

 

直系1メートルから2メートルの大きな樹木から木どりされる米杉の外壁材は耐久性が高いと言われますが、木材なのでサイディングなどに比べれば耐久性は劣るので雨が直接かからない部分に採用するのをお勧めしています。

 

価格は昔に比べると為替や輸送費の問題もあり大きく値上がりしています。

 

外壁を張る前に1回塗装し、外壁を張った後に2回目を塗装します。

 

板にはシラタと呼ばれる部分と赤身がありシラタの材は耐久性が低く数年後交換するケースもあります。

 

モルタル塗りの外壁については、ラス下と呼ばれる木下地の上にアスファルトルーフィングを張りラスアミという鉄製網の上にモルタルを2回塗ります。

 

モルタルが仕上がったらジョリパットなどの仕上げ材を塗れば完成です。

 

モルタルの外壁はクラック(ヒビ)が入りやすい問題がありますが、構造体を強固にしたりクラックの入りにくい下地を作る事でヒビを最小限に出来ます。

 

また、仕上げ材であるジョリパットをひび割れしにくいグレードを選べば、よりクラックの入りにくい外壁材になります。

 

耐久性もあり、20年以上経過してもメンテが必要ないお宅もあります。

 

モルタル+ジョリパット塗り外壁の特徴は見た目がスッキリします。

 

サイデイングのようなデザインやシーリング部分がないので建物のラインが際立ちます。

 

色は豊富にあるのでお好みの色をチョイス出来ます。

 

 

 

 

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