金利はまだ上がる?
2025.05.28
昨年から日銀の金利が上昇し続けています。
ビジネスで利用する運転資金はもちろん住宅ローンの金利も少しづつ上昇しています。
住宅ローンに関して固定金利の場合、金利は借入時と変わりませんが変動金利の場合、日銀の金利引き上げによって金利は上昇し返済額も上がります。
月に数千円返済額が増える程度であれば何とか我慢出来ますが、今後も金利の上昇が続き返済額が上がり続けるのであれば家計には大きな負担になります。
更に支出の増加は住宅ローンだけではありません。
電気料金・車の燃料費・教育費・食費・税金・社会保険料のほぼ全てが上がり支出が増えているのが今の世の中です。
こうした支出の上昇に伴い収入も上がれば何の問題もありませんが、収入は横ばいか少しだけ上昇しているだけなのが現実です。
このような時代になると住宅建築は予定しているものの「建築費が高いから様子を見よう」という考えにシフトする方も少なくありません。
数年前まで続いた超低金利が異常だったのかもしれませんが、昨今の金利上昇により住宅建築のマーケットが冷え込んでいるのも事実です。
毎月の支出の1つに電気料金があります。
この電気料金は住む家によって大きく変化し、断熱性や気密性に優れた住宅は光熱費を抑える効果があるので光熱費を抑えられます。
高性能住宅の建築費は一般的な住宅に比べると高額になりますが、住宅ローンの返済額+光熱費で比較検討すると高性能住宅の方が総支払額は低くなる可能性があります。
建築費だけで比較せず、月に支払う住宅ローンと光熱費をセットで検討する必要があるのかもしれません。