有難いご指名

2025.04.30

私達の強力なパートナーとして協力業者さんが存在します。

 

様々な業種の業者さんが私達の家造りに協力してくれるお陰で良質な家造りが出来ています。

 

今年の初めに完成した1件のお宅は弊社の協力業者さんの社長宅です。

 

この業者さんも数多くの住宅建築業者の仕事をしている中から弊社を指名していただいた事は非常に有難いと感じています。

 

家造りのプロから指名いただけるのは建築屋冥利に尽きます。

 

住宅選びは人それぞれの価値観が大きく関わります。

 

見た目を重要視する人・住み心地を重要視する人・間取りを重要視する人など様々なので、どれが正解というものではありません。

 

そこで暮らすご家族の幸福を実現する為、家造りに取り組んでいると賛同してくれる方が現れ私達の家造りが続けられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結末は決まっている

2025.04.29

人生何があるのか未来は不確定要素ばかりですが、そうでもないと私は考えています。

 

この道を進むとどのような結末になるのか?が気になりますが道を歩き始めた時点で結末は決まっているように感じます。

 

その理由はいくつかありますが、どのように道を進むのか?は自身が考え日々行動します。

 

慎重に進む人もいれば大雑把に進む人もいます。

 

こうした道の進み方によってどのような結末になるのか?が決まります。

 

私自身も28年年前に住宅建築会社を設立した当時「これからどうなるのだろう?」という不安が10年程度続きました。

 

仕事の事を考えると夜眠れなくなった事は1度や二度ではありません。

 

しかし振り返ってみればお客様に指名され協力業者さんに手助けしてもらい家造りを続ける事が出来ました。

 

現在が結末ではありませんが、今会社が存続出来ている事は決まっていたように感じます。

 

弊社を去った職人さんや社員も存在しましたが、これも全て初めから決まっていた事なのかもしれません。

 

人も会社も同じ意志を持つ者同士が引き寄せられ集まり何からの事を起こすのが人間社会です。

 

意志が異なれば離れるのも自然の摂理であり決して悪い事ではありません。

 

親と子、夫婦、兄弟、会社、全てにおいて意志が異なればお別れする方向へ進みます。

 

何が問題でどちらが悪いという事ではなく単に目指す方向が異なっただけの話です。

 

意見の食い違い、考え方の違い、価値観の違いなどが主な原因ですがこうした違いが問題なのではありません。

 

お別れする時期が来ただけの事であり結末は初めから決まっているのです。

 

 

 

 

 

 

 

親切な会社

2025.04.28

私は物事を正しいか?正しくないか?で判断します。

 

よくある話で「この方法は理想的なので・・・」というのがありますが私は「で、それは正しいのか?」と聞きます。

 

すると「正しくはないかもしませんが・・・利益はこちらの方が」という回答に対し「正しくないならダメですね」となります。

 

つまり企業活動において利益が出ようが出るまいが正しくなければダメなのが私の考えです。

 

人に頼み事がある時に「明日これをお願いします」と私は依頼しません。

 

それは相手にも明日の用事があるからです。

 

私なら「今週か来週これをお願いできますか?」と依頼します。

 

まず相手の事を考え正しく行動するのが私のポリシーです。

 

住宅造りにおいても同様にお客様に対して正しく親切に対応しています。

 

会社の利益を優先したり社員が「私はこう感じたので・・・」という低レベルの対応はしません。

 

常に相手の立場になり誠実で正しい対応を心がける親切な工務店でありたいと考えています。

 

私の会社哲学は一般的な考えと次元が異なります。

 

私が話す内容を聞いて理解出来る経営者と会った事は1度もありませんし、弊社の社員が理解出来ないのは当然です。

 

しかし私はそれで良しと考えています。

 

10年・20年が経過し「そういう事だったのね・・・」と感じてもらえればいいのです。

 

私は28年前から高性能住宅一筋ですが、こうした家造りを理解出来る人はゼロだった事を考えれば今の私の会社哲学を理解出来る訳がないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時代に対応し変化出来る会社

2025.04.27

世界の情勢は不安定でありインフレや国同士の関税合戦、戦争や異常な株の乱高下などが目まぐるしく起きています。

 

国内では円安による輸入品の物価高騰を背景にコストプッシュ型のインフレが続く中、賃金はそれ程上がらず可処分所得は減少傾向にあります。

 

個人事業主についてもインボイス制度の導入により大きな打撃を受け非常に厳しい状況です。

 

この他にも今後増税は続き国民の負担は増えるばかりで生活が良くなる見通しはありません。

 

このような状況になれば景気は停滞し企業の利益も減少するので賃金は上がるどころかリストラの方向に舵を切る企業も出始める可能性があります。

 

弊社のような中小企業も例外ではなく、売り上げ減・利益減が続いているので支出を抑える位しか出来る事はありません。

 

とはいえ、社員の解雇や協力業者さんへの支払いを抑制する事は出来ません。

 

弊社では無駄な経費を極限まで抑制しており、残る手段は役員報酬の減額しかないのが現状です。

 

自身の報酬が仮にゼロになったとしても会社が存続出来れば良いと私は考えています。

 

この考えがあれば少々の不況など全く問題ではありません。

 

全ての責任を背負い自身の人生を賭けた戦いは続きます。

 

世の中は好景気と不景気を繰り返しています。

 

私は会社経営28年の中で様々な不景気の経験があります。

 

会社設立当時の私は社長でしたが役員報酬は手取り30万円以下でした。

 

当時在籍していた社員の中で一番安い賃金でしたが数年間我慢した記憶があります。

 

景気が悪ければ悪いなりに順応し変化出来れば企業は存続出来ます。

 

この不況が何年続くか分かりませんが、建築人生を賭けて嵐が過ぎ去るのを待ち力を温存する日は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

建築基準法改正

2025.04.26

建築基準法の改正により木造建築物が厳しく規制されます。

 

この改正では、今まで構造計算が不要だった木造建築物も構造計算が義務化されました。

 

改正前は設計者が行う耐力壁計算などがあれば建築確認申請が通りましたが今後は構造計算が必要になります。

 

構造計算は全ての建築士が出来る訳ではなく、ごく一部の設計士しか計算出来ないのが現状です。

 

つまり、私達のような工務店などは構造計算の出来る設計士へ構造計算を依頼する必要があります。

 

過去に3階建てや大型木造建築物の構造計算を依頼したケースはありますが、今後は全ての物件について構造計算を依頼する必要があるかもしれません。

 

こうした状況になった場合、構造計算をメインに受ける設計事務所は仕事が重なり業務に支障が出る可能性があります。

 

木造建築物の確認申請の停滞が予想されるので着工の遅延なども今後の問題になりそうです。

 

今回の改正は業務が増えるので改悪のように感じるかもしれませんが、実はそうではありません。

 

耐力壁の均等な配置や許容応力度を計算し耐震等級3又は同等の性能にするのは非常に好ましいと考えます。

 

今まで一般的に建築されていた木造住宅を見ると

 

「基準法ギリギリの耐力壁だけど大丈夫なのか?」

 

「南面にあんな大きな開口部を配置して揺れば大丈夫?」

 

と私は感じていました。

 

このような建物も過去は設計者の範疇で建築出来ましたが、これからは構造計算が必要になるので上記のような建築物は減少するかもしれません。

 

 

問題解決にならない

2025.04.25

仕事や家庭では毎日大小何らかの問題が起こります。

 

この問題を解決するには相手と自分で話し合い問題を克服するしかありません。

 

しかし問題解決の過程で双方の意見が分かれた時に「じゃ私はどうすればいいのか?」という状況になる場合があります。

 

これはある種の居直りであり、この言葉を発した時点で問題は解決出来ません。

 

つまり、問題解決を相手に委ねている時点で双方の意見が出ないので問題解決にならないのです。

 

問題解決するどちらかが「どうすればいいのですか?」と言った時点で終わりなのです。

 

このようなやり取りはよくある話で夫婦間や親子間でも言い争いになった時に出ます。

 

親「これは問題だけど、どうするつもりなのか?」

 

子「じゃ俺はどうすりゃいいんだ!」

 

とこんな感じです。

 

全く問題解決に向けて子は取り組んでいません。

 

企業活動でも同じような事がよくありますし私も数多く経験しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

住宅選びの難しさ

2025.04.24

前回は土地選びの難しさについてお話しましたが、今回は住宅選びの難しさという内容です。

 

住宅建築希望者が総合展示場に行ったとします。

 

入口に近い住宅から1件づつ展示場に入り見た後に「どの住宅にしますか?」と聞いたとしても「この住宅に決めます」という方は少数派です。

 

その理由は、どの住宅も魅力的で甲乙つけがたいと感じるケースがほとんどだと思います。

 

仮に私が住宅展示場を1件づつ全て見たとしても同じ回答になると思います。

 

各社最高級の仕様で間取りも素晴らしく面積も広々としているのが展示場であり良いのは当たり前です。

 

展示場めぐりをするのも悪くはありませんが、現実路線としては実際に建築した物件を見学会などで見るのをお勧めします。

 

このような場合だと建物は30坪から40坪のケースが多くリアルな住宅である為、間取りなども参考になります。

 

また、見学した物件の価格も参考になりますし快適性なども体感出来ます。

 

このような見学会をいくつか体感すると、ある一定の基準が出来ます。

 

建物は〇〇坪位

 

建物の性能は重要

 

金額は坪〇〇円位まで

 

自身の基準が出来れば、あとは数多く見学会に参加し「これだ!」というタイミングを待つだけです。

 

自身にマッチした住宅に出会えれば「この住宅を建築したいのですが、相談できますか?」とその場で判断出来るようになります。

 

土地探しの難しさ

2025.04.23

どの住宅を選ぶべきか?の前に重要な選択があります。

 

それは、どの土地を購入するべきか?という選択です。

 

建築主の希望や要望を元に土地を探しますが「この土地はお買い得なのか?」という問いに即答できる人はごく少数です。

 

ではどのようにしたら「この土地はお買い得だ!」判断出来るようになるのでしょうか?

 

それは出来るだけ数多くの土地を見に行く事です。

 

「資料の価格は安いけど道路が狭く感じるな・・・」

 

「価格は高いけど近隣の雰囲気は良さそうだ」

 

「面積は狭いと思ったが現地を見るとそうでもなさそう」

 

など土地の資料を手に現地へ行くと様々な情報が入ってきます。

 

このようにいくつかの土地を見て回るとある一定の基準が出来ます。

 

土地の価格は坪〇〇円前後

 

接道は南道路が理想

 

土地の形は東西に長い方が良い

 

など自身の基準が出来てきます。

 

すると、資料を手に現地へ向かい土地の周辺を見れば「これはお買い得な物件!」と感じる事が出来るようになります。

 

そして現地から「この土地を購入したいのですが!」と判断出来るようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不正は隠せない

2025.04.22

現代の世の中の特徴は色々ありますが、私が感じるのは不正が隠せない世の中になったと感じます。

 

不正は過去に個人や企業で行われていたものの隠し通せた時期が長く続きました。

 

しかし今の世の中では不正を隠す事は難しく公になるのが一般的のように感じます。

 

企業ではデータの改ざんやコンプラ違反、ガバナンスの欠如などが指摘され個人では薬物や不倫などが取りざたされています。

 

このような問題は昔からあり企業や個人が隠していましたが現在は公になってしまう風潮があります。

 

私達のような地方の工務店でもこうした悪しき慣例はあります。

 

お客様からのクレームを会社に報告しない

 

現場でのミスや問題を上司に報告しない

 

社内で不倫関係がある

 

会社のお金を横領している

 

など様々な問題を黙っていれば大丈夫という時代ではありません。

 

私達は正直工務店なので上記のような問題のない企業体質を持っています。

 

問題があれば全て会社や上司に報告し問題解決に取り組み、不倫や横領に関しては社内規定で即解雇と決まっています。

 

ルールを作り問題を隠蔽しない企業風土を作るのが会社役員の重要な仕事なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間違いは誰でもある

2025.04.21

住宅の各工事後には協力業者さんから請求書が届きます。

 

その請求書の内容は担当者がチェックしますが、請求金額のチェックミスや協力業者さんが間違えて過大請求したり過小請求する場合もあります。

 

間違いは誰にでもある事であり、こうしたヒューマンエラーは防ぐことが出来ません。

 

このような場合、原因を掘り下げ問題点を究明しチェック機能を改善する必要があり出来る限りの検証と改善を繰り返す事が重要です。

 

それでも同類の問題は起こりますが、その時は最善の解決策を講じ更なる改善に取り組むのが弊社の方針です。

 

人の間違いが問題なのではなく今後どのように改善するのか?が重要だと捉えています。

 

私を含む会社のスタッフや協力業者さんにも失敗は常にあります。

 

日々一生懸命仕事に取組み失敗した後、検証し改善して前に進んでいます。

 

ほぼ毎日のように問題や失敗は繰り返されますが、その問題を1つづつ振り返り検証し改善しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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