全熱交換式第一種換気システム
2025.03.14
今回は住宅の換気システムについてお話します。
住宅には何らかの換気装置の設置が義務付けされています。
換気の方法は、パイプファンや換気扇・第三種換気システム・第一種換気システムなどがあります。
弊社でも上記の換気装置は全て採用してきましたが、快適な室内環境を実現する為には全熱交換型第一種換気システムが一番優れていると考えています。
その理由は、換気による熱のロスは室内の空気を排気する事によって起こります。
パイプファンや第三種換気では冷暖房した空気をそのまま屋外へ排気するので、熱のロスが非常に大きいデメリットがあります。
これに対し全熱交換型第一種換気システムは空気を排気する際、屋外からの新鮮空気に熱を移動させる仕組みになっています。
これにより冷暖房した空気から熱と湿度を移動させて熱のロスを最小限にする事が可能になります、。
私は初めて全熱交換型換気システムを採用した長野の展示場に入った時は「こんな暖かさの家があるんだな」と正直驚いた記憶があります。
これを機会に弊社でも全棟採用する事になりました。
設置費用については他の換気装置にくらべ割高になりますが、住み心地や省エネ性を考えれば、第一種換気の一択です。
私は良質な家造りをしている会社があれば日本のどこでも見学に行きました。
北は北海道から南は山口まで行き自分の目で見て肌で感じ採用するか判断します。
特に印象的だったのは、約20年前に訪れた長野の住宅展示場です。
この住宅は内外ダブル断熱・床下暖房・全熱交換型第一種換気システムでした。
私が今までで一番快適だと感じたのがこの展示場であり、今の家造りのルーツにもなっています。
あれから改善を重ね今の家造りに到達しましたが、あの経験がなければ今の家造りにはなっていなかったのかもしれません。