不景気の足音

2025.01.31

今の日本経済はコストプッシュ型のインフレにより物価高騰が続いています。

 

物価が上がるのは問題ではありません。

 

物価上昇と同時に賃金が上がれば良いインフレであり資本主義社会ではこれが本来の姿です。

 

しかし日本は約30年間デフレ経済が続いており賃金も上昇せず物価だけが上がったように感じます。

 

大手企業の賃金は上昇傾向にあるものの中小零細企業の賃金は未だ上昇していません。

 

というか、物価の高騰により製造原価が上がってしまい賃金アップどころか会社を黒字化するのも難しいのが現実です。

 

幹線道路沿いのテナントは空き物件が目立ちますし地方の経済は今後低迷するのは確実のようです。

 

このような時代、中小企業は地味で地道に企業活動するしか方法はないと私は考えます。

 

一発勝負で打ち上げ花火を上げたところで、現在の状況では良い結果が出る確率は低いのです・・・

 

私はコツコツと地味に家造りに取り組む建築人です。

 

不景気・好景気関係なく良質な住宅造りに日々精進するだけです。

 

 

企業理念と顧客満足度

2025.01.30

弊社の企業理念は良質な住宅を建築しご家族が健康で快適な生活を送る事であると考えています。

 

建築する住宅は高性能住宅である為、省エネで光熱費を抑え経済的に豊かに暮らせます。

 

 

私達の建築する住宅は、人が健康で経済的にも豊かになるという企業理念は創業当時から一切変わりなく28年間続いています。

 

 

この他に家造りを通じお客様に120%満足していただく事も企業理念の1つです。

 

 

この考えも約10年前から私が強く社員に伝えている内容です。

 

 

建築主は住宅の対価として代金を支払いますが、満足度が100%の場合は住宅の価格に対し支払った金額が妥当であると感じます。

 

 

しかし建築費に対し満足度が100%を上回る場合、顧客は全く別の感覚になります。

 

 

それは、この満足を誰かに伝えたくなるというものです。

 

 

例えば、飲食店の価格に対し接客が良く美味しいお店があったとします。

 

 

すると知人に「先日行ったお店は接客は良く美味しかったよ」と伝えるケースがあります。

 

 

これはいわゆる口コミですが、私達のビジネスもこのような口コミで成り立っています。

 

 

良質な住宅を建築したので住み心地が良かった

 

 

暮らし始めて光熱費が予想よりも安かったので助かる

 

 

建てた後のアフターサービスが迅速で丁寧だったので安心

 

 

私達の仕事に対し満足度が100%上回れば弊社を宣伝し紹介してくれるように感じます。

 

サンリオピューロのお友達です。

 

この場所で感動した子供や親は「ピューロ良かったからお勧め!」と誰かに伝えます。

 

ピューロの企業理念と顧客満足度の関係性は弊社の考えと近いのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

権限を委譲する理由

2025.01.29

仕事が出来る人であっても1日は24時間で働ける時間には限りがあり、1日8時間働く人もいれば10時間以上労働する人もいます。

 

 

私は長時間労働を推奨しない経営者なので自身が長時間労働しないのはもちろん部下に対しても同じです。

 

 

自身が今行う仕事を部下に任せ権限を委譲すれば、労働時間は大幅に削減出来ると同時に部下の成長スピードも速まります。

 

 

ここで問題となるのが部下の労働時間の増加と上司の責任問題です。

 

 

上司が部下に仕事を任せるのは良い事ですが、部下は失敗ばかりで上司が責任を取らないのであれば大問題となってしまいます。

 

 

部下の過度な労働を避けつつ権限を少しづつ委譲しスキルアップを図りつつ上司が責任を持つという非常に難しい方法を選択する必要があると私は考えています。

 

 

私は出来る限り自身で仕事をこなさず部下に任せる方法を選択しているので、社員の成長スピードは一般的な会社に比べ速いように感じています。

 

 

そして、仕事を任せて任せないのも私のスタイルです。

 

 

部下の仕事に対し観察しながら口を出し修正させます。

 

 

もちろん全ての責任は私が負います。

 

 

仕事が終わったら結果を検証・改善し次の仕事に挑みます。

 

 

自分自身で仕事をやった方が早くて良い仕事が出来ると考えるよりも、部下に仕事を任せ自身がやるよりも良い仕事が出来るよう教育するのが私の考えです。

 

28年間の気苦労からか頭髪が寂しくなっています。

 

 

部下の成長を見るのは嬉しいもので、入社1年目の何も出来なかった修行時代から会社の屋台骨を背負うまで成長した社員を見られるのも経営者の楽しみの1つです。

 

 

 

 

接待交際費ゼロ

2025.01.28

私は無駄な経費を使わない経営者です。

 

会社経営者が経費計上する接待交際費という名の飲食代がありますが、私は接待交際費として会社のお金を使う事はほとんどありません。

 

自分が飲食した代金は自身が支払うべきであり会社の経費として支払うのは私のルールの中にありません。

 

正真正銘の接待であれば経費計上するのが筋なのでしょうが、こうしたケースは私の場合ほぼありません。

 

一般的には自身の財布からお金を出さず会社の財布からお金を出す経営者が多い中、私は個人の財布からお金を出す経営者です。

 

会社の経費とはいえ、お客様からいただいた大切なお金であり私的に飲食代として経費計上しないのが私のスタイルです。

 

こうした解釈は異端なのかもしれませんが、何でもかんでも「経費でいいんじゃね!」というのは大きな間違いであると認識しています。

 

企業の接待交際費はある一定の金額まで経費として計上出来ます。

 

私達のような中小企業でも月に数十万円を経費として認められます。

 

しかしこうした使った経費は元々私達が汗を流した対価としてお客様からいただいた大切なお金である事を忘れてはいけません。

 

私は常にこうした事を考えているので、接待交際費を使わない経営者なのです。

 

 

 

 

 

 

 

高級車と商用車

2025.01.27

私は高額な高級車に乗らない経営者です。

 

周りを見渡すと会社の最高責任者は会社の経費で高額な高級車に乗るケースが多く見られます。

 

しかし私はこうした経営者と考えが異なります。

 

「会社の経費で高額な車を1台購入するのなら同じ金額で仕事に役立つ車を複数台買った方が良い」と考えます。

 

カッコいい車に乗るイケてる経営者ではなく、働く車に乗るカッコいい経営者になりたいものです。

 

 

 

この商用車は数年前に購入しましたが、今年は社員が1人増えたので軽のバンを1台購入したのをきっかけに数台の車両入替をし現在私はこの商用車に乗っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

建てっぱなしの設計者と施工者

2025.01.26

住宅建築には2つの方法があります。

 

設計と施工を1社に依頼する

 

設計と施工を別々の会社に依頼する

 

私達は前者になりますので、住宅を設計・施工し建物が完成した後も責任を持ってアフターサービスを行っています。

 

後者の場合に問題になるのが設計が問題なのか?施工に不備があるのか?です。

 

設計者に「ここの具合が悪いのですが」と連絡しても「それは施工不良なので施工業者に連絡して下さい」と言われるケースがあります。

 

これとは逆に施工者に「この部分が問題のようですが・・・」と連絡すると「それは設計上の問題なので設計業者に連絡して下さい」という場合もあります。

 

要は問題のなすり合いであり、設計者・施工者共に逃げているだけの話です。

 

設計と施工を別にした全てのケースがこうなる訳ではありませんが、長く建築業に携わっていると上記のような問題はよく聞く話です。

 

このような問題を回避するには本物を見極める確かな目を養うしか方法はありません。

 

「この会社に決めた!」と感じても即決せず

 

「ちょっと待てよ・・・あの会社にも話を聞いてみよう」という方が安全策です。

 

理想は3社程度のプランと見積もりを比較し、会社の様子や担当者の人柄なども比較検討した方が良いと思います。

 

契約までは良かったが、いざ着工したら現場は問題だらけ・建物が完成してもアフターサービスは無しという最悪のケースもあるのでご注意下さい。

 

 

 

 

必要最小限

2025.01.25

私は住宅を建築する商売をしていますが金儲けには興味がありません。

 

住宅造りは奥が深く難しい部分があるので問題点を1つづつ克服し少しでも良質な住宅が造れるよう日々改善と検証を繰り返しています。

 

家造りに一切妥協しないのが弊社の方針なので金儲けという感覚はほとんどなく、家造りに没頭しているという表現が合っているように感じます。

 

しかし企業活動は利益がなければ存続出来ないので、必要最小眼の利益をいただき住宅建築しているのが現状です。

 

商売っ気がないのかもしれませんが、数多く建築したところでそれだけの事であり、大きな利益を上げたところでそれだけの事だと私は認識しています。

 

それよりも私達が建築した住宅に住んたお客様の家族が幸せを感じ健康で長生きしてもらう方が遥かに重要であると考えています。

 

お客様満足度120%という高い目標を約10年前に掲げましたが、弊社社員も含め私の周りにいる人達は当時「それってどんな意味?」という顔をしていました。

 

あれから10年が経過し理解していなかった人達は現在「そういう事だったんだ」と腑に落ちているのかもしれません。

 

価値観の変化をいち早く察知し企業活動に生かすのが私流の経営方針です。

 

金儲けよりも満足度重視

 

人の価値観は時代によって大きく変化します。

 

たくさん稼いで多くのお金を使い幸福感を得る時代は終焉を迎え、心の豊かさが重要視される時代へシフトしていると私は感じます。

 

このような時代は大量生産・大量消費ではなく必要最小限の生産・必要最小限の消費であり稼ぐお金も必要最小限で良いのです。

 

企業活動も同じように必要最小限の売り上げや必要最小限の人材で行う必要があります。

 

 

 

 

 

 

新年会

2025.01.24

昨日は弊社と協力業者さんの新年会があり各会社の責任者が参加し今年初めてのイベントを行いました。

 

各社の代表者は今回の交流を通じ情報交換などが出来る良い機会になったように感じます。

 

「どうですか今年は?」

 

「見通しは悪くありませんが、材料の高騰や人材確保が問題ですね」

 

こんな会話が交わされる中、業種の異なる人の話を聞いて自社の考えや方向性を見出す方もいたように感じます。

 

数年前から住宅建築業界は厳しいフェーズに入ったので、今後どのように企業活動するべきか?を模索している代表者も多く見られました。

 

懇親会では膝を突き合わせ本音で語る業者さんの姿が見られました。

 

私達に協力してくれる業者さんのほとんどが裏表のない方達であり、良質な家造りをする頑固な職人さんのように感じます。

 

 

連帯保証人

2025.01.23

会社組織の多くは銀行からお金を借りて運営しています。

 

 

特に資本の乏しい中小零細企業は運転資金を借りる会社がほとんどであり、弊社も5年返済で運転資金を銀行から借りています。

 

 

ここで問題になるのが、会社の借金に対し代表者が連帯保証人になるという点です。

 

 

これは会社が返済不能になった場合、個人で返済する義務があり私の場合今まで55年間コツコツ貯めた貯金や住んでいる住宅も没収の対象になります。

 

 

つまり会社が傾いて返済不能になったら代表の個人資産は差し押さえされ丸裸にされてしまう訳です。

 

 

こうした問題は当たり前のように数十年続いてきました。

 

 

もちろん私も28年間会社の借り入れに対し連帯保証してきましたが、近年新しい考え方にシフトしています。

 

 

それは、起業家が上記のリスクを感じ起業しない社会現象が起きているのです。

 

 

この点に気づいた銀行業界は個人保証を免除する方向へ舵を切り始めました。

 

弊社でも会社の借り入れに対し代表の連帯保証なしが可能になりました。

 

今まで28年間会社の借り入れに対し連帯保証する重圧を感じていましたが、それがなくなったのです。

 

私の肩からは重い荷物が一気に下りたように感じています。

 

今での重圧は何だったのか・・・

 

 

住宅建築業界の昨今

2025.01.22

現在国内の住宅建築業界は不況の真っ只中であるという記事がありました。

 

都内のマンション価格は数年前から上昇が続き現在の価格は高額であり高所得者でないと取得出来ない状況です。

 

戸建住宅に関しては供給過多でありながら価格も高止まりしており、販売価格を下げ売却を急ぐ大手建売業者も出始めました。

 

地方も例外ではなく、最近の建売住宅の販売価格を見ると「あれ少し前よりも安くなったのかな?」と販売苦戦しているようで価格を下げて市場へ供給している様子も見えます。

 

住宅の総合展示場は閑古鳥が鳴きマーケットに建築希望者が見えない状況で大手ハウスメーカーは「どうやって受注したら良いのだろうか?」と頭を悩ませているように感じます。

 

年間30棟・50棟・100棟以上着工していた大手ハウスメーカーやパワービルダーは非常に厳しい状況になっているのが現実です。

 

このような状況に弊社でも年間施工棟数は年々減少傾向にあり利益率も下落傾向で黒字を確保するのがギリギリの状態が数年間続いています。

 

しかし弊社は本来、数多く住宅を建築する考えはなく「棟数が減っても良質な住宅だけを造り続ける」という方針に変わりありません。

 

つまり売り上げ減・利益減であっても会社が存続出来るのであれば、それで良いと考えています。

 

弊社では固定経費削減の為、役員報酬の大幅な減額も今年から行う予定です。

 

こうした厳しい住宅建築不況を私は10年前から予想し全ての準備は出来ています。

 

住宅建築以外の別事業も立ち上げ13年が経過し軌道に乗りつつあります。

 

この住宅建築不況が何年続くか分かりませんが、住宅建築を続けられる体力や仕組みは出来ており何の心配もしていません。

 

これからの時代はどれだけ多く建築したか?やどれだけ利益を得たか?ではなくどれだけ長く生き残れるか?だと私は考えています。

 

現在の建築不況下では大企業や数多く建築する会社ではなく、生き残った企業が本物の勝者である

 

 

 

 

 

 

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