このままで大丈夫なのか不安になる!?

2024.12.4

商売をしていると、好景気と不景気の循環により経営者の心理は大きく揺れ動きます。

 

 

好景気の時は「このまま調子良くいけば、会社の経営は順調になるぞ!」と鼻息が荒くなります。

 

 

しかし不景気になると「このままで大丈夫なのか?今後はどうしたら良いのだろう・・・」と不安になります。

 

 

と、このように世の中の動きと連動するように経営者の心理状態も変化します。

 

 

私は変人経営者なので、好景気の時も不景気の時も心の中は変わりありません。

 

 

その理由は、会社の売り上げや利益には一切興味がないからです・・・

 

 

好景気により売り上げや利益が上がったところで、ただそれだけの事であり何の意味もないと考えています。

 

 

不景気で売り上げや利益が落ち込んでも、私を含めた会社のスタッフが飯を食えれば、それで良しという経営スタイルです。

 

 

つまり、どのような景気になったとしても経営者としての心理状態は変わりませんが、ある1点だけ重要視している部分があります。

 

 

その1点とは、ズバリ顧客満足度120%です。

 

 

お客様に頼まれた仕事を100%こなしたのでは、当たり前の仕事でしかありません。

 

 

お客様が予想していない数%の仕事やサービスをする事で顧客満足度は100%を超えるのです。

 

 

満足度が100%を超える事で次の仕事につながり、私達の存在価値が認められる訳です。

 

 

つまり、企業の使命は顧客の満足であり存在価値があれば、どのような時代が来ても存続出来るというのが私流の経営哲学です。

 

少々難しいお話になりましたが、実際には難しい話ではありません。

 

 

企業は自社の様子を気にするのではなく、お客様の為に尽くし、お客様に満足してもらう事が一番重要です。

 

 

 

その結果が企業存続の有無になるだけの話です。

 

 

 

 

クレームは全て報告する

2024.12.3

住宅建築を商売にしていると「住宅建築はクレーム産業で大変ですね」と言う人は少なくありません。

 

 

確かに住宅の建設現場で工事をしていると様々なクレームがあります。

 

 

現場のご近所から「騒音が気になるので何とかして欲しい」

 

 

現場の職人さんから「担当の段取りが悪く仕事が進まない」

 

 

お客様から「思っていた内容と現場が異なる」

 

 

アフターサービスに伺ったお客様から「担当者の対応が悪い」

 

 

など、どんな場所やどんな時でも常にクレームは発生します。

 

 

もちろん私達にも毎週クレームは届きます。

 

 

しかし、クレームが問題ではないと私達は考えています。

 

 

そのクレームをどのタイミングでどう処理するか?が問題なのです。

 

 

仮にどのようなクレームあったとしても、迅速かつ真摯に受け止め謝罪し対応すれば大抵のクレームは大きな問題になりません。

 

 

しかし、対応が1日、2日、1週間遅れればクレームは更に大きな問題になってしまいます。

 

 

私達は仕事上で起こる様々なクレームは、その日のうちに担当者が出来る限りの対応を迅速に行い翌日の朝全て社長に報告しています。

 

 

こうする事でクレームが大きな問題にはならないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

経済的に豊かになる家

2024.12.2

日本経済は低迷し円安の影響により全ての商品が値上がりしています。

 

ガソリンや灯油などの燃料や電気やガス料金も年々上がり続けているのが近年の特徴です。

 

世界的なインフレの圧力や紙幣の増刷により貨幣価値が落ちている事もあり、今後も物価は上昇し続けるのが現在の資本主義の特徴です。

 

当然ですが、収入も同じように上がれば何の問題もありませんが現実的にはそうなっていないように感じます。

 

大手企業の給与は上昇傾向にありますが、中小零細企業の給与はさほど上がっていないように感じます。

 

こうなれば可処分所得は減りインフレを考慮すれば経済的に豊かになるどころが経済的に貧しくなっているのが今の世の中です。

 

しかしこうした状況を打破できる対策と言えば、支出を減らすしか方法はありません。

 

燃費の良い車に乗り換えたり光熱費が抑えられる住宅も効果的です。

 

私達は光熱費を最小限に出来る住宅だけを28年間造り続けています。

 

県内では最高レベルの高性能住宅を造り必要最小限の光熱費を実現するのが弊社のポリシーです。

 

28年前、誰も見向きもしなかった光熱費を抑える住宅は現在脚光を浴びているように感じます。

 

当時、同業他社でこのような考えを持つ住宅建築会社は県内に数社しかありませんでした。

 

それでも私は「いつか光熱費を抑制できる住宅がスタンダードになる!」と信じこの道一筋でした。

 

意志あれば道あり

 

 

不景気になる前に準備しておく

2024.12.1

私は小心者のビクビク経営者なので、世の中の景気を常に観察しています。

 

 

「アメリカの雇用統計や消費者物価指数は?」

 

 

「NYダウやドル円の為替はどうなるか?」

 

 

「国内のGDPや貿易赤字はどう動き、日銀が行う短期国債の金利操作は続くのか?」

 

 

など、情報収集しては「今後はこう動くかもしれないな・・・」と予想します。

 

 

予想が出来たら、対策を考えます。

 

 

「売り上げは徐々に落ち込みそうだし、円安の影響で輸入する木材の価格は高止まり」

 

 

「国内の景気はアメリカ経済と連動するので低迷しそうだな・・・」

 

 

となるのであれば、「この方法でキャッシュフローを確保しよう」

 

 

あるいは、「キャッシュアウトを減らす為に乗用車を商用車に変えよう」

 

 

と、このように世の中の状態を鑑みて仮説を立てて対策を講じるのが私の経営手法です。

 

 

「景気が悪いから会社の調子が悪いんだよ・・・」などと言う会社経営者にはなりたくありません。

 

 

どのような状況でも、事前に対策を考え実行し最善の状況を作るのが経営者の重要な仕事であると考えています。

 

 

最新情報