お客様に儲けてもらいなさい
2024.12.21
私の会社経営や家造りの考え方は特殊であり一般的な会社経営者は理解出来ない部分が数多くあります。
その理由は
「うちが儲けるのではなくお客様に儲けてもらいない!」とスタッフに伝えます。
お客様に儲けてもらう???
理解不能なので解説します。
例えば弊社で建築させていただいたお客様のお宅で何らかの修理があったとします。
このようなケースは、出張の人件費や修理に関わる材料や部品代をお客様に請求し代金をいただくのが一般的です。
金額は5000円程度の場合や1万円を超えるケースもあるので本来であればお客様から代金をいただくのですが私はそうしません。
「代金はいただかなくてOK!お客様に儲けてもらいないさい」
本来支払うべき修理代金をお客様が支払わないという事は結果的にお客様が儲かる事になります。
つまり、弊社が損をしてお客様が儲かるという構図になるのです。
こうした事例は年間100件を軽く超えています。
金額にすれば年間数百万円の損になりますが、お客様から見れば得になるのです。
こうしたスタイルを28年間継続していますが、今まで損した金額は数千万円になると思います。
しかしこうした行いを継続した結果、今のオカケンホームが存在しているのです。