衰退産業でどう生き抜くか?
2024.12.14
住宅建築産業は今後衰退産業と言われています。
日本国内で住宅着工棟数が100万戸を超えていた時代から90万戸・80万戸と着工数は右肩下がりになっています。
年間着工棟数が50万戸台になると予想しているアナリストも存在しますので、マーケットが半分の規模になる事も想定しなければなりません。
少子高齢化や過疎化などを考えれば当然の流れなのでしょうが、こうした縮小産業への動きは誰にも止められません。
当然、私達のような地方の零細工務店も生き残りを賭けた戦いに挑む必要があります。
戦いには武器が必要であり、営業力や施工力はもちろんそれ以外にも数多くの武器が必要です。
その武器の中でも非常に重要なのが財務力です。
キャッシュが潤沢にあり、固定経費が低く抑えられれば売り上げが減少しても会社は安定した経営が可能になります。
銀行借り入れの必要もなければ金利の負担もありません。
こらから来る住宅建築産業では、風呂敷を小さく広げ身の丈で商売するのが良いのかもしれません・・・
同業他社と数を競って住宅を建築する会社も存在しますが、全くのナンセンスです。
見なければならないのは同業他社ではなく、お客様なのは言うまでもありません。
同業他社が気になっている時点で戦いには敗れているも同然なのです。