中小企業の生きる道
2024.10.17
私達のような地方の中小零細企業は市場で淘汰される確率が高い会社です。
世の中の景気に左右されやすいのはもちろんですが、資本力に乏しく銀行からの借り入れも難しいのでビジネスを展開するには限界があります。
人手も集まりにくく賃金も上げられない状況下でどのように経営すべきか?は私達にとって永遠のテーマです。
しかし私はこうした一般的な経営者と考えが異なります。
私の考えは
売り上げや利益目標はなし
会社の利益よりもお客様の利益を優先
社員のノルマなし
お客様の満足度を上げる為に汗を流す
この他にもいくつかありますが、私は27年間こうした考えで会社経営してきましたが赤字になったのは数回だけで大半は黒字経営です。
もちろん大きな黒字にはならず少額の黒字なので会社の資金は大幅に増えませんが銀行からの信頼もあり運転資金などは何の問題もなく借入出来る状態です。
中小企業の生きる道は様々ですが、地域の顧客に尽くし協力してくれる業者さんと足並みを揃え力を合わせる事で仕事が続き僅かな利益が生まれると考えています。
弊社は役員と社員、パートさんを合わせて10名程度の規模です。
人が足りているか?と聞かれれば「足りていませんが、今の人材で何とか回っています」という感じです。
少数精鋭で人件費を抑制し会社の経費を極限まで圧縮しているので、お客様からいただく利益は少額でも会社運営が可能となります。
私や社長が指導しているのは協力してくれる業者さんの立場になって仕事を依頼し、お客様の立場になり家造りに取り組む事です。
こうする事で私達と取り巻く全ての人達にやりがいや満足感が生まれます。