小さな風呂敷派
2024.10.9
現代の世の中で「風呂敷を知ってる?」と聞いても「何それ?」と感じる若い世代が大半かと思います。
昔は風呂敷という大きな布に衣類や商品を入れ背負っていた時代がありました。
風呂敷を広げるという表現は様々ですが、実際には大きくないものを大きく見せるという意味があるようです。
私の感覚では大きな風呂敷を広げてビジネスするという事は事業拡大を意味しており、小さな風呂敷は堅実なスモールビジネスと認識しています。
私は常に身の丈で商売に取り組んでおり小さな風呂敷推進派です。
私がスモールビジネスを展開する理由はいくつかありますが一番の理由はリスクを最小限に出来る点です。
ビジネスにはリスクがつきものであり、世の中は不確定要素が多く未来の予想は大きく変化します。
地政学リスクによる国と国の戦争
地震や津波などの自然災害
新型コロナウィルスなどの疫病の蔓延
など予想もしない様々な問題が勃発する可能性があります。
こうした諸問題が起きた時に大きな風呂敷を広げていると損害は大きく会社の存続も危ぶまれます。
しかし、身の丈で商売していれば損害は少なく商売を継続出来る確率は格段に上がります。
私は会社拡大や売り上げ増に興味がないので小さな風呂敷でスモールビジネスに徹し万が一のリスクに備えています。
スモールビジネスであっても異業種で複数の会社を所有しているればリスクを軽減できます。
景気に敏感な業種と景気に左右されにくい業種の組み合わせは最強です。
もちろん住宅建築業と不動産投資業の組み合わせも非常に良い組み合わせだと感じています。