酒販大手も賃上げ
2024.09.29
酒販大手のサントリーも7%の賃上げという記事が数日前の日経にありました。
昨年から今年にかけて大手企業の賃上げが相次いでいますが、実際に企業の収益率は上昇しているのか?という素朴な疑問が浮かびます。
では、今まで賃金を上げられない位業績が厳しかったのか?という質問に
大手企業幹部は「業績は悪くありませんでしたが賃上げまでは・・・・」と煙に巻く回答だと予想します。
つまり、大手企業の業績は悪くはなく利益の大半を設備投資や株主還元や内部留保を重要視して社員への還元は後回しにされていただけの話です。
これが日本の労働者の賃金が30年間上がらなかった仕組みであり、大手企業の悪しき習慣であると私は認識しています。
では零細企業のオカケンはどうなのか?という話になります。
弊社の社員に聞いてもらうのが話は早いのですが、弊社では社員1人1人面談し次年度の年俸を話し合って決めています。
翌年や5年後、10年後の年俸もじっくり話し合い双方が納得する形で社員の給与が決まります。
もちろん毎年少しづつ給与のベースアップはあります。
私は設備投資や内部留保は必要最小限にして会社の利益は出来るだけ社員へ還元したいと考えています。
もちろん私も会社の全ての責任を負っているので役員報酬はいただきますが、私の報酬は会社からの預かり金なので私が自由に使えるお金ではありません。
万が一会社の危機があった時、私が今まで得た役員報酬の全てを会社へ投入しなければなりません。
話は元に戻りますが大手は最近になって賃上げと騒いでいますが、弊社では27年前から賃上げは当たり前なのです。
社員の給与を会社が決める一般的な給与体系ではなく、弊社が年俸制を選択する理由は
もし私がこの会社で働く社員だったら、自分の給与は自身が決めたいからです
やればやっただけ給与が欲しい
他の社員よりも努力したら努力しただけ報酬が欲しい
ただこれだけでこれ以上の考えはありません