情報量と経験値
2024.09.14
現代の世の中は情報が溢れており、自身の知識不足でもネットで調べれば情報は瞬時に入手出来ます。
これはある意味情報過多であると私は感じています。
仮に知識の乏しい若者がいくらネットで検索し情報を入手し続けたとしても頭の中に入っただけであり、それ以上ではありません。
もしこの若者が情報を得られない場合、実際に自分の手でやってみて失敗し再度挑戦して「こういう事だったのか・・・」と感じるでしょう。
私が若い頃はこうしたトライ&エラーを繰り返し成功体験する事で成長してきました。
しかし近年は挑戦と失敗を繰り返し自身の実体験から学び取るタイプの若者は少ないように感じます。
時間で比較すれば失敗を回避する為に情報を得るのは得策ですが、頭で失敗を回避しても次の成功は約束されません。
つまり、情報入手は重要なものの自身の手で挑戦し失敗し再度チャレンジして成功を手に入れる事こそが自身の成長には重要であると考えています。
私の考えは古いのかもしれませんが、私の家造り人生は挑戦・失敗・挫折の連続でした。
しかし、諦めず継続してきたお陰で良質な住宅造りが出来るようになりました。
ハワイのランチで人気のパイオニアサルーンです。
この店で私は毎回違うメニューを選びます。
「ああ、今回は失敗だったかな・・・前回食べたのが美味しかったのに」と毎回感じます。
しかし、ほぼ全てのメニューにチャレンジした結果「この店はこの料理が一番美味しい」という領域に入りました。
ネット上の情報も大切ですが、自身の舌で確認する事の方が重要で価値があると私は感じています。