ゼネコンも苦戦
2024.09.12
大手建設会社のゼネコンも苦戦しているようです。
清水建設は創業来初の赤字を計上し大成建設も利益率が2桁落ちています。
ゼネコンの経営が厳しい理由は、工期の遅れと人件費や資材の高騰です。
職人さん不足により高い賃金を支払い職人さんを集めますが、工期は遅れ資材価格は高止まりのまま・・・
これでは利益が出る訳がありません。
大手ゼネコンだけに留まらず中堅ゼネコンや地域の建設会社も構図は一緒なので建設業界は苦戦状態にあります。
住宅建築業界も同様に職人さんは不足気味で賃金は上昇傾向にあり資材の高騰も継続しています。
もちろん私達のような地方の零細工務店も例外ではありません。
協力してくれる職人さんの手間賃は値切れないので妥当な金額でお支払いします。
こうする事で長く弊社の仕事に協力してくれる体制を築いています。
資材を仕入れる業者さんには耳の痛い話もします「最近値段が上がっていますが、もう少し安くなりませんか?」と
業者さんは「長く取引させていただいているので特別に少しだけ値引き出来るかもしれません」と交渉に応じてくれるケースもあります。
地味で地道な建材屋さんとの価格交渉と協力してくれる職人さんとの信頼関係構築は続きます。
私達は創業以来、業者さんから請求された金額について値引き交渉した事は一度もありません。
その理由は、もし立場が逆だったら私は嫌だからです。
もちろん工事を着手する前に価格交渉するケースは数多くありますが、これはお客様へ提示する金額を少しでもお安くする為には必須の交渉であると考えています。