バブルと地政学リスク

2024.09.7

世界経済が好景気であれば日本の景気も良くなる傾向にあります。

 

 

しかし、紛争や戦争という地政学リスクも考慮する必要があります。

 

 

中東で紛争が起きれば原油の価格は高騰しインフレとなり物価高から不景気へ移行するケースもあります。

 

 

また、ホルムズ海峡封鎖などが起きれば海上の船舶はアフリカルートを遠回りしなければならず輸送コストが増大します。

 

 

こうした世界経済はバブルと地政学リスクの引っ張り合いであり、どちらに転ぶ可能性もあります。

 

 

日本は原油などを始め原材料を輸入に頼っており、国内で生産するのであれば輸入品の価格が商売に大きく関係します。

 

 

私達のような地域の小さな工務店も木材を始め数多くの部材を輸入品に頼っており、こうした商品が高騰すれば販売価格が上がり経営には逆風になるのです。

 

 

過去に木材の価格が3倍になった時期もありました。

 

 

この時は流石に私も「このまま価格転嫁は出来ない!会社の利益を縮小しても販売価格を抑えよう」と指示した記憶があります。

 

 

会社の利益を縮小すれば赤字になる可能性が高いので、役員報酬の辞退も視野に入れ難局を乗り切った時期もありました。

 

 

世界経済は現在も不安定な状態にあり、吹けば飛ぶような零細企業には非常に厳しい環境だと考えています。

 

日記とは関係のない写真で恐縮です。

 

中央が一般的な大きさで左右はラージサイズのジャックダニエルです。

 

ハワイに滞在中はジャックの水割りにレモンを絞って飲みます。

 

難しい事を考えても、なるようにしかならないと楽観的に考えるのが私流です。

 

 

 

 

 

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