地域の工務店のあるべき姿

2024.09.4

私達のような地域の工務店は大手ハウスメーカとは異なる企業体質を持っています。

 

 

大手は日本全国を施工エリアとしており、営業所や支店を配置して住宅建築を行い上場している企業であれば株主還元や企業拡大へ舵を切ります。

 

 

このような規模の会社になれば当然ですが売り上げアップや利益増大を目的とし企業活動を進めます。

 

 

それに対し私達のような弱小企業である地域の工務店は上場してもいませんし一般の株主も存在しません。

 

 

つまり、自社の思うままに会社の方向性を決められる訳です。

 

 

私が理想とする住宅建築業者のあるべき姿とは、その地域ごとに自社の目が届く範囲で迅速・丁寧な動きが出来、お客様から会社の顔が見えるスタイルです。

 

 

お客様の立場になって問題点を解決する目線も必要であり、企業利益を度外視した異端な発想も必要だと感じています。

 

 

だってもし自分の家に問題があった時に「対応は10日後にメーカーが来ます」や「修理費は50万円です」と言われても「そんなもんなのか?」と感じるからです。

 

 

こうした対応は一般的であり特に問題がある訳ではありませんが、私は上記のような対応をしたくない異端の経営者です。

 

 

「メーカーの対応は10日後になりますが、応急処置ですが私と業者さんが不自由ないように修理しておきます」や「メーカーの修理代は50万円のようですが、こうすればもっと安く修理出来るかもしれません」と対応したいのです。

 

 

私の経営理論は異端であり一般常識ではありません。

 

しかし人間の本質や人が感じる感性から見れば常識なのです。

 

企業活動も住宅建築も全て人が関わっています。

 

人がどう感じるか?が未来の企業の運命を左右するのかもしれません。

 

 

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