営業する会社も比較検討する
2024.09.1
私達の会社をご存じの方なら「オカケンは営業しないよね」と理解していただけていると思います。
しかし住宅建築業界では営業するのは当たり前で住宅展示場などへ来場された方へのアプローチをするのが営業マンの仕事です。
「お見積もりとプランを出させて下さい」
「敷地調査は無料ですが、いかがでしょうか?」
などの受注へ向けた営業活動を行います。
こうした行為は問題ではありません。
もし私が住宅建築希望者なら
「では、敷地調査と見積もりとプランを依頼します」とお願いすると思います。
そして3社程度同じ条件で資料を比較検討します。
設計のレベルはどうか?
価格は適正か?
性能や仕様はどうか?
会社や営業マンの様子はどうか?
営業する3社を比較検討し1社に絞った後、営業してこないお気に入りの会社と再度比較します。
ここまで比較検討して選んだ会社であれば後悔はありませんし、もしも住宅が完成した後に問題があるとすれば、それは選んだ自身の責任も一部あると私は考えます。
一番問題なのは、数社を比較検討せず「この会社に決めた!」というケースです。
このような場合、完成した後に問題が発生した時100%後悔するからです。
ノースショアダブルオーバーの大きな波です。
サーファーあるあるですが、「この波は良さそうだ」とパドルしたものの波をキャッチ出来ず後ろを振り返ると次の良い波が迫って来るという時があります。
こうしたケースは数多くあり「何で次の波を見ていなかったなんだろう・・・」と後悔します。
今目の前にある良い波を見つつ、奥に見える波にも目を向ける必要があるのは波選びも住宅選びも変わりないような気がします。