今の受注と未来の受注

2024.07.3

商売は難しいもので、今の売り上げや利益を確保しようとすると未来は不確定の方向に動くように感じます。

 

 

その理由は、商品の値段を下げれば売り上げは増える傾向になりますが、利益を増やそうとすればクオリティの低い商品になる可能性もあります。

 

 

また住宅建築は施工管理が重要なので、数多く建築すると適切な管理が難しくなるという問題もあります。

 

 

私達は今の受注も大切ですが、未来の受注にも目を向けています。

 

 

「未来の受注???」

 

 

これは、私達が造った住宅に住んだお客様がどのように感じるか?によって左右されるものです。

 

 

つまり、その家に暮らした結果

 

 

「見た目はいいけど、住み心地があまり良くない」

 

 

「間取りやデザインはいいけど、光熱費が高くて・・・」

 

 

となってしまったのでは、そこで暮らす方からの紹介は見込めません。

 

 

私達は上記とは全く異なる感覚を持っていただける住宅を造っています。

 

 

「外観やインテリアもいいけれど、住み心地がいいね」

 

 

「光熱費が抑えられるので家計が助かる」

 

 

そこで暮らす家族の立場になって家造りに取り組むのも弊社の特徴です。

 

スモールビジネス

2024.07.2

起業する時に読む本の大半にこんな内容が含まれています。

 

 

ビジネスの基本はスモールビジネスである。

 

 

ガリバー企業であるマイクロソフトもアップルも始まりはスモールビジネスでした。

 

 

日本のソフトバンクの孫さんも初めは自動翻訳機の権利を販売したお金を元手にスモールビジネスからスタートしています。

 

 

もちろん私が起業した27年前もスモールビジネスどころか、ほとんど何もない状態でした。

 

 

実家の倉庫の片隅に1台の机と椅子、感熱紙のFAXしかなくパソコンやコピー機もない状態です。

 

 

図面をコピーする時は小銭を持って近くのコンビニでコピーしていました。

 

 

図面や契約書、見積書や請求書は全て手書きという今では考えられない状況です。

 

 

それでも中古のコピー機を購入したりPCを入手し、少しづつ必要なモノを手に入れました。

 

 

起業して間もない頃は順調なスタートではありませんでしたが、悪戦苦闘し初年度の売り上げは1.7憶円程度だったと記憶しています。

 

 

あれから27年が経過しますが、今でもスモールビジネスが商売の基本である事は忘れていません。

 

 

地に足をつけて、地味で地道に企業活動するスタイルは私の体に染みついているのです。

 

 

 

コーポレートガバナンス

2024.07.1

横文字の少々難しそうなタイトルですが、意味は企業統治です。

 

 

コーポレートガバナンスは、日本語では「企業統治」と訳されることが多く、企業経営において公正な判断・運営がなされるよう、監視・統制する仕組みと記されています。

 

 

内容を調べると非常に深い内容であり、企業体質そのものを指しているようにも感じます。

 

 

企業は利益を追求する必要はあるものの、透明性や合理性はもちろん正しい方向性を持つ必要があります。

 

 

経営者側の無理な経営判断や利益を追求する姿勢は見方によっては、企業統治が出来ていない可能性もあるので注意が必要です。

 

 

私達のような地方の中小企業もこうした考え方は必要であり、ワンマンの家族経営型会社では問題になるケースもあります。

 

 

会社の役員で話し合い企業として正しい方向性を見出す必要があると考えています。

 

 

1本の正しい道はどこまでも続くのです。

 

 

 

 

 

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