日射遮蔽の重要性
2024.07.9
群馬県は日本国内でトップクラスの日照率が高い地域であり、特に冬季は晴天の日が多い特徴があります。
冬季の晴天時は太陽の日差しを利用して室内を暖める事が可能になる一方、夏季は日射が室内に入り室温上昇する問題があります。
この太陽の日差しを遮蔽する事は群馬県内で家造りをするには必須となります。
つまり、夏季には太陽の日差しを室内へ入れないよう庇や軒でシャットアウトし、冬季には日差しを取り入れられるような軒や庇の長さが必要です。
これらを実現する為には、夏至や冬至の太陽高度を立面図や矩計図に記入すれば一目瞭然であり私達が設計する建物は全て軒や庇の計算が出来ています。
どれだけ冷暖房器具で快適な室温に設定したとしても、軒や庇を設置しなければ本物の快適性は得られないのです・・・
弊社実験棟にも適切な庇が設置してあります。
夏は太陽の日射を遮り室温上昇を抑え、冬は日差しを室内の奥まで取り込んで暖房効果を得られます。